ついにこの発表を待っていました。α7SIII。
SONY α7IIIを手にして、感動した瞳AF。
F値が明るくても、スローシャッターでも手持ちで楽しめるボディ内手ブレ補正。
動体撮影でも光学ファインダーと違和感なく撮影のできるEVF。
SONYのミラーレス一眼レフを手にする前の私は、一眼レフ一強を信じてやまなかった一人でした。
常識を覆された私は、気が付くと手元にはNikonからSONYに替わっていました。
さらにフランジバックの利点を知った私は、マウントアダプターを買い占めては、様々なマウントのオールドレンズをつけては撮影に出かけていました。
その後、2019年9月6日に発売された、α7RIV。
フルサイズ一眼レフ史上最高画素の6100万画素を持ち、Super 35mmのクロップを行っても2700万画素を担保してくれるRIVはフルサイズカメラにさらにAPS-C機のミラーレスカメラがあるような感覚になります。
電子ビューファインダーは当時最高の約576万ドットで、Fが1.4や1.2といったピントがとても薄いレンズでもピント拡大を使わずに合わせることができ、マニュアルフォーカス初心者の私でも抵抗なく楽しむことができました。
α7III、α7RIVでもカメラの性能として私の希望を満たしてくれている名機ではあるものの、もう一つだけ求めていたものがありました。
それは感度耐性です。
ISO800以上から発生しやすくするノイズが好きではない私は、α7SIIの感度耐性に魅力を感じていました。
しかしながら、α7SIIのもつコントラストAFは、像面位相差に比べてAFの速度が劣ることや動体にはあまり強くないことやホバリングを起こすことがあることを気にしていました。
α7IIIでも十分に感度耐性はとても優れていますが、両機とも裏面照射型のセンサーであり、1210万画素の感度耐性と、2420万画素の感度耐性ではやはり画素ピッチが広い方が軍配が上がるのではないかと考えました。
α7SIIIがいつなのかと待ちながらも、既存の感度耐性に優れるNikon D4sにしようか、D4sよりもAFはかなり優れるNikon D5にしようかとても悩んでいました。
そんな中、2020年7月30日に発表された、SONY α7SIII。
引用元:http://www.youtube.com/watch?v=Aijsy1zYQps
α7SIIから卓越した撮影能力が目白押しです。
ご存知の方も多いと思いますが、
有効画素数は1210万画素。AFシステムは像面位相差AFとコントラストAFの両方を駆使するファストハイブリットAF。像面位相差AFの測距点数はSONYミラーレス一眼最多の756点。電子ビューファインダーも最高の943万ドット。もちろん視野率は100%。液晶もSONYミラーレス一眼初のバリアングル液晶。
そして私が求めていた圧倒的な高感度耐性。
引用元:http://www.youtube.com/watch?v=Aijsy1zYQps
常用感度で80から102400。スチルの拡張は40からなんと最大は409600。AF測距点とファインダーのドット数は過去最多と圧倒的です。
私の求めていたほとんどすべての性能がこの一台に凝縮されていました。
さらに動画にも挑戦し始めている私としてはリアルタイム瞳AFも魅力の一つです。
α7SIIIの持つすべての機能において期待が膨くらむばかりです。