「好機到来」所有していなかった機材を実際に触れ、撮影に持ち出したら欲しくなってしまった!そんな私のあるレンズとの出会いについて語ります。
今回選んだレンズ。それは『七工匠 7artisans 25mm F1.8 (マイクロフォーサーズ用)』。
1万円前後の価格帯で「味わいある写りが良い」と評判の中国メーカーの単焦点レンズ。使い始めて10分で購入を決断してしまいました。
その写りはどこか懐かしく。優しさと時折みせる驚きの解像感はとる楽しさを存分に味わう事の出来る逸品でした。
まずは外観はこのようなスタイリング。汎用のねじ込み式フードを装着しクラシカルなフォルムを演出してみます。
「ファインダーが無いカメラでマニュアルフォーカス」
正直カメラ好きとしてこの組み合わせは、絶対にやりたくないと思っていた組み合わせです。
ファインダーを覗かずに正確なピントは合わせるのは難しく、感情が入らないと考えていました。
実際に撮影してみると、それはただの先入観であり写真はやはり楽しい!
マニュアルフォーカスの操作フィールは、ライカレンズやカールツァイスレンズに慣れている私からは少々滑らかさに欠ける(ゴリゴリ)印象は受けましたがそこは価格を考えたら仕方ない部分でしょう。
県をまたぐ移動は控えるため、地元での撮影。
まずは阿佐ヶ谷にある「阿佐ヶ谷神明宮」へ。近所に住んでいながら初めて参拝しました。
手水舎(手や心を清める場所)はコロナの影響で、特殊な加工がされておりました。
丁度逆光シーンがあったのでチャレンジ!開放ですがこのフレアの出方はとても好感が持てます。
暑さをしのぐため、商店街に避難。今年は七夕まつりは開催されませんが、ようやく活気が戻ってまいりました。
懐かしさと生活感が融合した大好きな商店街です。
10代~20代の方は固定電話の権利などあまりご存じない方も多いかもしれません。
高円寺に移動。薬局の店頭でサトちゃんがお出迎え!
ガラスの映り込みなどもクリアでスッキリとした描写です。
いつかは「ポルシェ」とても魅力的なガレージです。
そして行きつけの「名曲喫茶」へ移動!昭和の古き良き時代を思い出す素晴らしい雰囲気です。
開放値はF1.8と明るくこの様な暗いシーンにおいても感度を上げることなく、美しく撮影することが出来ます。
メインレンズのサブという位置づけで、マニュアルフォーカス撮影を試してみたい!
そのような方に非常にお勧めできるレンズでした。一度使い始めると「シャッターを切る手が止まらなくなります」。
ぜひ気になったかたは、気兼ねなくお試しいただける価格帯ですのでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。