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【好機到来】衝動的に欲しいと感じたG9 PRO

皆様がカメラを選ぶ基準は何ですか?またそのメーカーにした理由は何でしょうか?
持ちやすさや携帯性などのデザイン性、連写や高感度・センサーの発色などの機能的な部分、友達に勧められて  等々

さて、今回ご紹介するG9は筆者がデザイン性に一目惚れしたカメラです。
まず魅かれたのは、一目惚れと言ってるくらいなので勿論外観です。M4/3なのに一眼レフに匹敵するサイズ感、更に角ばった無骨なデザイン、握った時の深いグリップのホールド感、大型のファインダーと一言で表すならば【カッコイイ】というのが初見の感想でした。

G9 PRO、立ち位置としてはPanasonicのM4/3機における、スチルの特化のフラグシップに当たります。

 

 

お借りする機会があり、レンズはLEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2 ASPH. POWER O.I.S.こちらと併せて今回はポートレートを撮ってみました。(一応予備でLEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH.も持っていきました)

まず、持ってみた感想は「軽い!」かなりゴツい大型のボディにM4/3にしては大口径のレンズ(67Φ)の組み合わせは手にずっしり来ると予想していましたが、全く来ませんでした。片手で持つにも全然手が疲れない。重たさで操作しづらいと微塵も感じませんでした。

 

軽いと感じられた一番のポイントは、このグリップの深さ。

手にしっかりと馴染むこの深いグリップによるホールド感でレンズの重量感を大きく軽減させてくれています。この持ちやすさ・快適さはかなりクセになりそうです。

 

そして、従来のGシリーズには無かったマルチコントローラーを新たに搭載し操作性が大幅に向上しました。

今まではフォーカスポイントの切り替えに一手間必要だったのが、G9からはダイレクトに動かせるように。

取り付け位置も丁度いい絶妙な配置で片手で操作しながらでも不便を感じませんでした。

 

DC-G9+H-NS043 SS1/40 秒  f/1.4  ISO640 撮影後Light roomにて現像

さて、今回の舞台は渋谷。ご協力いただいたモデルさんの馴染みのスポットで今回はいろいろオススメの場所を教えてもらいながら、撮ってみました。

まずは、こちら。渋谷に詳しい方なら分かる方もいらっしゃると思います。インスタ等でちょっと有名な撮影スポット。

とはいえ、公共のスペースなのでゆっくり撮るわけにはいきません。サッと撮って、サッと移動。

撮影のテンポを上げるのに空間認識AFの瞳認識の機能は物凄く役に立ちました。顔のピントの事はあまり気に掛ける必要がないので、構図やポーズの指示出し、コミュニケーションに集中できます。

 

DC-G9+H-NS043 SS1/80 秒  f/1.2  ISO640 撮影後Light roomにて現像

移動し、次は路地裏の一角での撮影。

都会なのでこちらも人通りが多めです、周りに十分配慮し素早く撮影します。右側に赤みが強かったですが光源があったのでここを選びました。

今回の撮影で役に立ったのが、バリアングルモニター機能。下から煽るような構図を撮影する際にチルト液晶では縦構図の確認がかなり難しいですが、バリアングルモニターだと無理な体制にならずスマートに撮影できます。

 

DC-G9+H-ES12060  SS1/40 秒  f/3.2  ISO800 撮影後Light roomにて現像

いかがでしたでしょうか。今回の撮影を通して一番のこの機種のメリットはやはり、AFの合焦スピードの速さだと感じました。撮影自体は雨もポツポツ降るような環境でもカメラは片手で構えられるので雨の中モデルさんと移動を繰り返し傘を差しながらサクサク撮ることが出来ました。

ポートレート以外にも大型のレンズを使う野鳥の撮影や、モータースポーツの撮影などにもこの軽快で俊敏な空間認識AFはしっかり使用者の期待に応えた結果あるいはそれ以上を齎してくれるのではないでしょうか。

このカメラはいずれ手元に置きたいと思っていますが、いつにしようかと悩んでおります。【好機到来】という題でこのように思いを綴る機会を貰えたのがもし運命だとしたら好機到来とはまさに “今” かもしれないですね。





 

[ Category:Panasonic | 掲載日時:20年08月15日 15時00分 ]

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