【好機到来】Batis 40mm F2 CFが欲しい
説明不要とも言えるほどの描写力に定評のあるCarl ZeissのBatisシリーズ。
筆者も現在135mmを使用しています。やはり噂通りの描写と表現力。写った画を見て納得し驚嘆するものです。
しかし135mmだけでは何とも心細い。となると次は広角域の18mmか25mmでも良いのかと思いましたが、
オールラウンドに使える標準域こそ必要なのではないかと最近考えるように。
Batis唯一の標準域である40mmはCF(Close Focus)と名前の通り最短24cmまで近接撮影が可能。そして何よりも軽い!
軽いのに画質がトップクラスの性能なのもこのレンズの人気の理由の1つなのは確かです。
Batisシリーズの良さは切れ味に加えて色味の良さ。透明度の高さと美しい色彩表現は「このレンズでなければ!」と
最初に撮ると胸を思いっきり掴みに来る手応え。そしてやはりCarl Zeissという称号は何故だか撮影のモチベーションを高めてくれます。
135mmはF2.8とはいえ長い焦点距離である事から、実はたまにピントが手前に合ったりする事も多々あります…
40mmも近接側ではやはりシビア、比較的やや大柄な鏡胴もあってか、ピントリングの回しやすさも確保されている印象。
近付いて良し、離れても良し。α7RIIIと使用するとAFもストレス無く動作。
鏡胴の軽さもあって撮影も軽快に行えます。しかしこれでF2開放の描写…質感表現やディテール等もしっかり写し取ります。
しかし過剰なシャープネスは見られず、線は少し柔らかめです。
このバランスがとても良く、スナップだけでなくポートレートやテーブルフォト等でも使用している方が多いのも頷ける写り。
そのまま何気なく撮った写真でもしっかり画にしてくれる満足度。
Zeissレンズを持つと、この高揚感のある写りで次のレンズもまたZeissを選んでしまう人も多いはずです。実際に私も持っている単焦点はZeissしかありません…
ガラスや水の描写もお見事。
実はライカのレンズもこの2つの要素は非常に表現力が高く、なかなか比肩できる存在が少ない中Batis40mmはその少ない存在に入るレンズ。
冒頭でお話しした「透明感の高さ」が垣間見える1枚。
引いて少し絞り込んでも、解像感を強調するのではなくレンズの素性の良さが分かります。
高画素機であるα7RIIIとの併用でもしっかり応えてくれる頼もしさ。更に高画素となった7RIVと使用するとどのような写りになるのかが気になります。
近接撮影可能なレンズである事からフォーカスリミッターも搭載。しかも3段階に設定可能。
設定できる撮影距離もしっかり使用するユーザーを考えて作られているところに思わず唸ってしまいます。
「ZeissのレンズをAFで使用できる」という特権は昔はCONTAX、現在はSONYや他メーカーでも一部の機種にまだ限られています。
やはりEマウント機を持っているならZeissで揃えたい気持ち。その中でもBatisは広角から望遠までラインナップが充実しており、
揃えておけば撮影した写真の描写も大きくばらつく事なく統一感が生まれます。今回お借りして使用してみましたが、使ってしまうと益々欲しくなってしまい…
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