【好機到来】Voigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Asphericalの世界
初めてシャッターを切った瞬間、『凄い』と感じる。
そんなレンズの一本がVoigtlander MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Asphericalでした。
ずっしりとした鏡筒のレンズをボディに装着し、ゆっくりとピントリングを回す。
ファインダーを通して世界が解像していく。
これが噂のアポランターの描写か。と最初にシャッターを切ったときの印象でした。
アポクロマート設計による軸上色収差及び倍率色収差を徹底的に抑制や、
フローティング機構を搭載して遠方のモチーフまで安定した画質を確保など、
謳われたすべてが、この中に詰め込まれているのを感じることが出来る1本。
フォクトレンダーのレンズの中でも特に高性能な製品に与えられる称号APO-LANTHARは伊達ではない。
一瞬で、そのレンズの魅力に引き込まれたのでした。
しかし、同時に不安になりました。その映し出す世界に、このレンズを自分は使いこなせるのだろうか。
以来、このレンズは自分の中の片隅で、欲しいレンズの1本となったのでした。
そして、いま、写真を見返すと、その世界に強く惹きつけられるのでした。