【新元号令和、平成を振り返る】GFXでモノクローム
平成生まれの私ですが平成21年の大学入学と同時に始めたのはフィルムカメラでした。
一般的にカメラや写真は既にデジタルへと移行していましたが、
私はモノクロフィルムで撮影、暗室で現像し印画紙にプリントとデジタルからほど遠いカメラライフのスタートでした。
昨年、唯一の国産モノクロフィルムであった富士フイルムの『NEOPAN 100 ACROS』も生産完了し一つの時代が終わったと感じました。
今でも9:1の割合でフィルムとデジタルを使用しているのでフィルムが縮小していくのは寂しいところがあります。
ともあれ新時代のモノクロ写真はどのように進化していくのか気になるところです。
今回の機材はGFX 50Sで『NEOPAN 100 ACROS』の精神を受け継いだ、フィルムシュミュレーション『ACROS』にて撮影しました。
海岸線に防風林として植えられた松林を撮影。
適度なコントラスト・なだらかな諧調に加え、中判高画素によってさらに立体感が生まれました。
多少アンダーな写真が個人的に好みですが暗い部分の写りもしっかりしています。
色彩情報がない分、物それぞれの質感を表してくれるのもモノクロの魅力だと思います。
平成31年間でフィルムからデジタルへと大きく移行した時代となりましたが、
令和時代にカメラや写真はどのように”変化”していくか楽しみです。
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