6月8日、関東で梅雨入りが発表されました。
雨の景色や紫陽花をはじめとして梅雨ならではの写真が楽しめる季節です。
しかし、それと同時に疑問もわいてきます。
「雨の日、家でカメラと楽しむ方法はあるの?」
「外に出る時にカメラと一緒に持って行った方がいいアイテムは?」
6月から1か月、「梅雨どきQ&A」と称して
梅雨の季節ならではのお悩みに一つ一つお答えしていきます。
長い梅雨の季節、ふと疑問が頭をよぎった時にこちらのQ&Aを覗いてみてください。
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Q11:曇りの日におすすめの撮影法は?
春や夏と違って曇りや雨が多く太陽の光を活かした撮影がしにくい季節。
そんな時におすすめなのがモノクロでの撮影です。
白と黒のみで撮影するモノクロ撮影は、一見難しそうですがデジタルカメラなら簡単に挑戦することが出来ます。
今回は中判デジタルカメラFUJIFILM GFX50SIIとGF63mm F2.8 R WRを使って撮影をしてみました。
曇天の中、まずはモノクロの写真が撮れるように設定をします。今回はフィルムシミュレーションからACROSモード選択しています。
他メーカーの場合も、ピクチャーモードやクリエイティブスタイルといった項目からモノクロを選択することが出来ます。
設定を終えたら、この日は横浜の山下公園からみなとみらいに向かって歩いてみました。
GFX50SIIは一般的な一眼レフと同じぐらいのサイズ感で、中判カメラ独特の立体感のある写真を撮ることができます。
モノクロの場合、色の無い白と黒での表現となる為、曇天や雨の時に色が十分に出ないときや、光量が少ないときに情報を絞り込み雰囲気のある写真を作ることが出来ます。
線路の上を高速道路が横切っていました。曇りの日のモノクローム撮影は、構造物のテクスチャーがより一層引き立ちます。
梅雨の合間のモノクロ撮影、普段とは違う白黒世界を撮影してみるのはいかがでしょうか。
A11:曇りの日はモノクロにして楽しもう。
【梅雨どきQ&A】は今回で最終回。沖縄では梅雨が明け、まもなく、夏がやってきます。残り少ない梅雨を求めて、写真を撮ってみるのはいかがでしょうか。