「海の日」、例年なら海水浴などのレジャーを楽しむところですが、今年はちょっと…
それなら気持ちを切り換えて、レジャーでは脇役になってしまう写真撮影をメインで楽しんでみては?
それも、デジタルカメラで忙しなくバシャバシャとではなく、フィルムカメラでのんびりと…
そう、せっかくならいつもとは異なるスタイルで海に出掛けてみませんか?
私がおススメするのは、二眼レフカメラ。
見るからに「ザ・クラシックカメラ」という、レトロなフォルムのカメラです。
フィルム1本の撮影枚数が12枚! 昨今のデジタルカメラと対極を為す潔さです。
自分で絞り値とシャッタースピードを決め、ウェストレベルのファインダーをのぞきながらピントを合わせシャッターを切る…
撮影1枚1枚に時間が掛かりますから、12枚もそれほど少ないとは感じません。
そう、流れる時間が違うんです。
ROLLEIFLEX 3.5F(Carl Zeiss Planar 75mm F3.5)
ROLLEIFLEX 3.5F(Carl Zeiss Planar 75mm F3.5)
また、大型のファインダースクリーンに映し出される像もデジタルの鮮鋭な液晶画面とは異なり、どこかレトロな雰囲気に。
まるで映画のスクリーンを観ているようで、自分だけ別世界に紛れ込んだような感覚に浸れます。
ROLLEIFLEX 3.5F(Carl Zeiss Planar 75mm F3.5)
MAMIYA C220 PROFESSIONAL(Sekor 55mm F4.5)
MAMIYA C220 PROFESSIONAL(Sekor 80mm F2.8)
砂浜に佇み、優しく打ち寄せる波をスクリーン越しに眺めているだけで静かな時間が過ぎていく…
いつもより優しい気持ちになれるカメラです。
ROLLEICODE III(Schneider-Kreuznach Xenar 75mm F3.5)