【特別企画】ポートレート撮影におすすめレンズを3メーカー、動画でご紹介します!
CanonCanon L lensNikonSONYSONY G Master/G lensα9III 120コマ/秒対応スタッフおすすめ機材スナップポートレート動画撮影厳選アイテム
今回は特別な時に使いたい単焦点レンズ特集。
SONY・Canon・Nikon各メーカーの純正50mmと85mmでポートレート撮影を行いました。F1.8とF1.2クラスのレンズでは開放F値で撮影すると、描写にどのような違いがでるのでしょうか。
総勢12本のレンズが登場です!ボディは各メーカー、SONY α7IV/Canon EOS R6 MarkII/Nikon Z6IIを使用しました。
ぜひ最後までご覧ください。
本編映像
動画チャプター
00:00 オープニング
01:07 SONY FE 50mm F1.8
02:43 SONY FE 50mm F1.2 GM
04:24 Canon RF50mm F1.8 STM
06:17 Canon RF50mm F1.2L USM
07:33 Nikon NIKKOR Z 50mm F1.8 S
09:27 Nikon NIKKOR Z 50mm F1.2 S
11:19 ここからは85mmをご紹介します
12:14 SONY FE 85mm F1.8
13:32 SONY FE 85mm F1.4 GM
14:55 Canon RF85mm F2 MACRO IS STM
16:40 Canon RF85mm F1.2L USM
18:20 Nikon NIKKOR Z 85mm F1.8 S
19:08 Nikon NIKKOR Z 85mm F1.2 S
20:45 85mmF1.2クラスのレンズのみで夕方のポートレートを撮影しました
21:45 総評
22:17 エンディング
50mm編
・SONY FE 50mm F1.8
携帯性に優れた小型・軽量デザインが魅力。
背景のボケ味など、F1.8でも十分だと感じさせてくれる描写でした。
・SONY FE 50mm F1.2 GM
小型軽量設計ながら開放F値1.2で息をのむような美しいボケ味が特徴です。
FE 50mm F1.8はギュッと締まったようなボケ感だったのに対し、F1.2は全体的にまろやかな印象になりました。
ハイライト側はしっかりと粘ってくれて、立体感もありつつシャープさも感じられる描写です。
・Canon RF50mm F1.8 STM
開放F1.8の単焦点レンズとは思えないほど小型で、撮られているモデル側もあまりのコンパクトさに驚くほどです。
ポートレートだけでなく、スナップや料理撮影など幅広い場で活躍する1本です。
サーボAFで瞳を追いかける際に、コトコト音が感じられるのが若干気になりますが、
F1.8のボケ感はしっかりと感じられました。
・Canon RF50mm F1.2L USM
画面中心から周辺まで高解像度・高コントラストを実現しています。
F1.8の描写も見事でしたが、ファインダーで見た際のピント面の立ちはF1.2のほうが一際優れています。
ピントを合わせる際のコトコト音も感じさせず、すぐにピントが合ってくれました。
・Nikon NIKKOR Z 50mm F1.8 S
今まで紹介してきたF1.8とは異なり少し大ぶりなレンズとなりますが、人物の瞳など、ピンポイントでピントを合わせた部分のシャープな描写と相まって人物を印象的に際立たせることができます。
SONYはライトな色味で、Canonは色鮮やかな色合いだったのに対し、Nikonが一番ナチュラルな発色に感じられました。メーカーごとに特色が出るのも面白いです。
・Nikon NIKKOR Z 50mm F1.2 S
前後の奥行きを感じさせる滑らかなボケ味のグラデーションとのバランスによりドラマティックな表現を得ることができる1本です。
Z 50mm F1.8 Sと同じグレードのレンズですが、F1.2はやはり別格のボケ味を表現してくれます。
近景・遠景の前ボケ後ボケのバランスや雰囲気がすごく良く、空の色の出かたも自然で撮りがいがあります。
85mm編
※純正レンズに絞ってご紹介しているため85mmに関してはF2やF1.4などF値にばらつきがございます。
・SONY FE 85mm F1.8
シャープな描写と柔らかいボケ味で手軽にポートレート撮影を楽しむことができます。
抜けのあるボケ感も非常にきれいです。85mmは50mmよりも写真のまとまりやすさを感じました。
・SONY FE 85mm F1.4 GM
開放F1.4、高次元の表現力を手に入れたレンズです。
F1.8よりも立体感が気持ちよく、シャープさとボケ味のバランス感が最適でした。
光の捉え方も、さすがGMレンズです。
・Canon RF85mm F2 MACRO IS STM
マクロ機能搭載なので、様々な場面で活躍する一本です。
さらにハイライトの表現や柔らかな描写も得意としています。
・Canon RF85mm F1.2L USM
ポートレートレンズにふさわしく積極的に絞りを開けた撮影ができます。
とくに点光源を丸くきれいに描写してくれ、先ほどのRF85mm F2 MACRO IS STMでは味わえない写りに感激です。
F1.2かつLレンズ特有の絵作りを実感できました。
・Nikon NIKKOR Z 85mm F1.8 S
開放絞りでの美しい背景ボケとピント面の優れた高解像度がポイント。
ボケ味の雰囲気は、若干硬さを感じますが、光の捉え方がとてもきれいです。
・Nikon NIKKOR Z 85mm F1.2 S
圧倒的な解像力と大きく柔らかいボケ味が特徴。写真だけでなく動画撮影でも活躍すること間違いなしのレンズです。
F1.8と比較するとボケ感の硬さがなく、被写体がより際立ちます。近景と遠景のボケ感も非常に分かりやすいです。
最後に85mmの上位クラスのレンズで夕日ポートレートを撮影したので、ご覧ください。
SONY FE 85mm F1.4 GM
Canon RF85mm F1.2L USM
Nikon NIKKOR Z 85mm F1.2 S
F1.8クラスのレンズでもボケ感は申し分なく、AFのスピードも気になりませんでしたので日常使いに向いています。
一方でF1.2、F1.4の上位クラスレンズでのポートレートはとても幻想的な印象に仕上げてくれました。
特別な日や大切な方を撮影される際にはとてもオススメのレンズです。
動画では他の写真も掲載しておりますので気になった方はぜひ本編をご覧ください。
動画を見て、気になる!欲しい!と思った方はぜひチャンネル登録や高評価お待ちしております!!