【秋、色撮りどり】FUJIFILM GFX 50Rに思いを馳せる
関東は梅雨が明けてから約1ヶ月。
まだまだ夏を半分くらいしか満喫していない気持ちなのですが、お店にはハロウィングッズが売られていたり、サンマが一尾650円で売られていたりと、迫り来る秋から逃れられない季節になってきました。そして今年のサンマは小さいのに高い…
題名に秋とは付いているものの、まだまだ残暑と言うより酷暑が続く日々。今回は2年前の秋(晩秋)に撮影した写真に私の物欲を添えてご紹介できたらと思います。
掲載したこの細長い画角の写真。
そう、カメラは話題の『SIGMA fp』の21:9…ではなく、『FUJIFILM GFX 50R』の隠れた魅力の一つである65:24のアスペクト比で撮影したものになります。
元々はフィルムカメラ『TX-1』『TX-2』の特徴だった65×24mmのフルパノラマのアスペクト比を踏襲したもので、テレビなどで見慣れた16:9の比率とは比べ物にならない空間表現をすることができます。
このアスペクト比での構図がとても新鮮で、当時かなりハマってしまいました。細長い仕上がりをイメージして景色を切り取るのは本当に楽しい!
春の写真ではないですよ!これは晩秋から冬にかけて咲く、寒桜です。
この時は初期からあるフィルムシミュレーションで撮影したのですが、なんと今は『クラシックネガ』をアップデートで使用する事ができるのです。
ラージフォーマットでクラシックネガを楽しみたい!私の中で『GFX 50R』の魅力が1万5000倍増しくらいになりました!
そして販売価格の大幅な引き下げ!当初60万円近い価格だったのが、7月の価格改定で30万円代後半で購入可能になったのが大きいです。
これはもうフルサイズ上級機種と変わらない価格帯。マップカメラの60回分割だと月々6600円!(と、いつも自分に言い聞かせています)
カメラ好きなら次に欲しい機材をいくつか想像できると思いますが、『GFX 50R』は私の中で今一番欲しいカメラです。これからのシーズン65:24のアスペクト比でクラシックネガを使用したら撮影がどれ程楽しい事か。そして待望の『GF50mm F3.5 R LM WR』も昨年登場したことに加え、オールドレンズのマウントアダプター母艦としても最高の一台です。夜な夜なスペック表やら価格表とにらめっこしているのですが、どうやら今夜も『GFX 50R』のせいで眠れそうにありません…