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【自機一体】マップカメラスタッフこだわりの逸品 Vol.24

【自機一体】マップカメラスタッフこだわりの逸品 Vol.24

自機一体 Vol. 24ということで、僭越ながら筆を取らせていただきます。

まったくの趣味ですが、普段から動画を撮ったり編集したりして遊んでいます。
最初はスマホの手持ち撮影でそこそこ満足していたのですが、人間とは欲深いもので
クオリティを上げていく過程で、少しずつ機材に不満が出てしまいます。
もっと滑らかで見やすい動画を!という葛藤から辿り着いたのがコチラです。

・FEIYU TECH ミラーレス/一眼用3軸ジンバル AK2000S (手前)

・ZHIYUN スマートフォン用3軸ジンバル Smooth4 (奥)

スタビライザーやジンバルと呼ばれるカメラの安定化装置、一昔前はプロ用機材という認識が強く
価格や使い方も含め敷居の高いものでしたが、最近はカジュアルに購入して使う方が増えています。

そんな中で、自分が悩みに悩んで購入した2台をたっぷり紹介させていただければと思います。


AK2000S

 

Feiyu Tech社さんはジンバルやアクションカメラなどを手掛けるスタビライザー業界のパイオニア的存在です。
このAK2000Sは主にミラーレス一眼カメラで使用することを想定して開発されている話題性の高い一台で、
対荷重量が最大2.2Kgと重いカメラとレンズのセットは厳しいですが、私は普段SONYのα7Ⅲ̟+SEL55F1.8Zという組み合わせで使うことが多いので問題ありません。(セット時↓)

 

 

グリップ部にはタッチ液晶とレバー、いくつかの物理ボタンが付いています。
カメラの制御はここから行えるので片手で操作することが出来ます。
華奢ですが撮影モードも「タイムラプス」「自撮り」「回転」など取り揃えられていて

なかでもタイムラプスモードは三脚では不可能な定点まで決められた秒数で画角移動する機能があり
動きのあるタイムラプスを撮ることが可能です。

性能面でも満足していますが、個人的に特に気に入っているポイントが2つあります。

 

・ローズウッドを採用したオシャレなグリップ

 

通常、ジンバルというと黒一色で少しワンポイントが入っているという商品が多いのですが
AK2000Sは初期装備で木製プレートが埋め込まれています。木です。なんということでしょう。

オシャレ、というだけで終わらず金属より滑りにくくゴムほど劣化しません。
片手でも持ちやすく取り回しもしやすいので大変気に入っているポイントです。

 

・ローアングルに強い!着脱可能なバーサタイルハンドル

 

ジンバルでの撮影は目線くらいの高さにカメラが来るように構えるのが一般的ですが、
ローアングルからの映像を使って映像に迫力やストーリー性を付与したい場面があります。

そんな時は付属のハンドルを取り付け、カメラ位置をグッと下げて煽るような構図で撮っていくことが出来ます。
ローアングルを狙わない時でも両手で支えられて安定性が増すので、普段から必ず取り付けて使用しています。

 

さて、ジンバルを使ったことがある全ての方に共感していただけると思っている気持ちの良い瞬間があります。
それは・・・「ジンバルの電源が入り、ギアが作動してカメラが安定する瞬間」です。
背筋がピッと伸びたかのようなキュートさを未体験の方に知っていただきたく、動画を用意しました。

 

 

可愛いです。


・Smooth 4

 

ZHIYUN社さんも先ほどのFeiyu Tech社さんと同じく中国に本拠地を構えるメーカーさんで、
スタビライザー、ジンバルの専門メーカーです。

スマホ用ジンバルは一眼用とは比較にならないほど沢山のメーカーから多種多様な商品が出ており
その性能も金額もかなりの幅があってベストをチョイスするのはなかなか難しいですが、
いくつかの主要なメーカーの物を触ってみてこのSmooth4に決めました。

昨今の流行は「極力コンパクトなモデル」と「高機能を詰め込んだモデル」に二極化していると思いますが
このジンバルは後者に分類されるのかなと思います。

やや大きめですが持ち運びに困るほどではないし、堅牢で三脚で立てて撮影するときの安定感が素晴らしいです。
他にもお気に入りのポイントは山ほどあるのですが特筆して二つ取り上げたいと思います。

 

・アプリ連携によってさまざまな撮影方法が簡単に切り替え可能

 

スマホ用ジンバルの大きな強みだと思いますが、専用のアプリケーションをダウンロードすることが出来れば
Bluetooth接続を通じてカメラ機能を制御することが出来ます。

写りに関しては備わっているカメラの機能に左右されてはしまいますが
どんなスマホでもビデオカムになりうるという拡張性は本当に素晴らしいものです。

Smooth4に限って言えば、他のジンバルでは難しい
フォローフォーカス機能(ピントの位置を撮影しながら任意に移動させることが出来る)が備わっていて
より動画に作品性を含ませ雰囲気のある動画を撮ることが出来るようになるのです。

 

・いつまでも触っていたくなる美しい梨地仕上げ

携行性の高いモデルは素材がプラスチック等の場合が多く、耐久性が落ち見た目が安っぽくなるのが苦手でした。
Smooth4は黒を基調としたデザインになっていて、アーム部分は金属製です。

そして、写真で濡れているように見て取れるのは梨地加工という表面処理が行われているからです。
人工的に凹凸を付ける加工なのですが見た目の高級感が跳ね上がるうえに手触りもよく、グリップも効きます。
利便性と所有欲を満たすなんとも素晴らしい仕上げなのです。

では、皆様の早く見せて欲しいという声にお応えしてSmooth4の電源ON動画をどうぞ。

 

とても、可愛いです。

ちなみに、使用スマホは最近機種変更しましてSONYのXperia 1Ⅱをメインに使っています。
スマートフォンでは初のカールツァイス製レンズが使われているフラグシップ機。
通常のカメラアプリと別に動画撮影、写真撮影に特化したアプリがプリインストールされており
カメラを持ち出せない時でもサッと撮影できるので大変気に入っています。

 


 

最後に、直接の撮影機材ではありませんが
いつもお供として持ち歩いているアイテムを紹介させていただきます。

 

 

・aiuto DAP ACTIVO  CT10 (MTHステッカー自分で貼りました)

・AVIOT トゥルーワイヤレスイヤホン TE-BD21f-pnk

撮影に出るときはリュックを背負っていたりカメラを首に掛けていたりと
何かと肩回りや顔周りは煩雑になってくるので有線イヤホンは絡まる恐れがありますし
荷物も多く機材以外の荷物はなるべく軽量にしたいものです。

 

このお気に入りのプレイヤーとイヤホンのセットは持ち運びやすさと高音質を最高のバランスで両立しており
尚且つコードの無いワイヤレスイヤホンなので絡まって断線する恐れもありません。

 

 

自分にとって音楽は酸素と同じ、いつも周りにあって無くては生きていけません。
外で撮影をする移動時にモチベーションを高めたり、リラックスタイムを取り入れて感覚を研ぎ澄ましたり。
良い創作には良い音楽が欠かせないと断言できます。

 


 

ということで自機一体と題をいただいてジンバル等の紹介をさせていただきました。
今後もマニアックで魅力的な記事が続々と更新されますのでどうぞシリーズを通してお楽しみください。

 

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander etc. | 掲載日時:20年07月24日 16時05分 ]

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