【自機一体】マップカメラスタッフこだわりの逸品 Vol.28
新製品が発売されるとすぐに買い換えてしまう浮気性の私が、かれこれ四半世紀も使い続けている商品を紹介いたします。
Billinghamのカメラバッグ「ハドレー」です。撮影時以外にも普段使いとして使える便利なバッグです。
流石に25年も使い続けていると、革の部分は傷んできましたが、丈夫なキャンバス生地には、目立つほつれもなく、今も現役で頑張っています。
今回「自機一体」という企画をきっかけに、このバッグとの歩みを振り返ると、これまで使ってきた懐かしい機材が思い出されます。
Nikon F2、F3、F4、F6…(F5は大きすぎて収まりませんでした)、D200、D300、D700、D800E、D810、D850、V1、V2、Z7 etc…
そんなNikon党の私が、この春ライカデビューしました。
ライカのアクセサリーラインアップにも名を連ねているだけあって、ライカとBillinghamはよく似合います。
ライカを使い始めて、衝撃の出来事が!加齢による視力の低下が著しく、二重像がほとんど見えないのです。
ピント合わせもおぼつかない素人でも、年季の入ったバッグに収めると、それなりに使いこなせているように見えるから不思議です。
これまでNikon S2、S3を所有し、レンジファインダーにも多少慣れていると思っていましたが、舶来レンジファインダーカメラは全くの別物でした。悪戦苦闘しながらシャッターを切るのも久しぶりの感覚。マンネリ化していた写真の撮り方を見直す良いきっかけになりました。
今年は外出自粛に加え、天候にも恵まれずカメラを持ち出す機会がめっきり少なくなってしまいましたが、このライカも「自機一体」の機材として紹介できるよう日々精進です。もちろんBillinghamにもまだまだ頑張ってもらうつもりです。