【自機一体】マップカメラスタッフこだわりの逸品 Vol.37
今回、ご紹介するこだわりの逸品は、このボディキャップです。
一見ただのボディキャップに見えますが真ん中のテープを外してみると真ん中に穴が開いています。
更にその穴の中を見てみると、さらに小さな穴が開いています。
このピンホールがレンズの代わりになって像を写すことが出来るようになっています。
このレンズキャップは、一般に販売しているものではなく、市販のボディキャップをベースに自作したものです。
今回はいろいろなミラーレスカメラに装着しやすいようにMマウントレンズキャップをベースに作成しています。
こだわりのポイントは強度を考えて、ピンホール部分をアルミ缶で作成しているところと、
レンズ部分の切り出しにサークルカッターを使うことによって、円形の切り出しのケガキとピンホール作成を同時に行い、
レンズの真ん中に綺麗に穴をあけるようにしているところです。
ただ、大きめに穴が開いてしまったので描写は甘めになってしまいました。
より解像度を上げる場合は、別途針などを使ってより、更に小さい穴をあける必要があります。
高感度性能を考えて、α7IIIにマウントアダプターを装着してみました。
実際に撮影してみると手作りピンホールレンズらしいボケが効いた淡い描写をします。
夏休みの工作にもピッタリなピンホールレンズ、自宅でも簡単にできますのでいかがでしょうか。