【マップカメラ情報】【1号店地下1階】 Leica DRズミクロン 50mmF2 【M2-R用】
ライカのレンジファインダーカメラ用交換レンズの中に
「デュアルレンジ方式」のレンズというものが存在します。
レンジファインダーはM3であれば1m~無限遠、それ以降のカメラは
70cm~無限遠までピント合わせが可能ですがそれ以上近づいて撮影することのできない
デメリットを解消する為、1956年に「デュアルレンジ方式」のレンズを販売しました。
通常撮影時の距離計連動範囲は1mから無限遠なのですが、近接撮影用の特殊ビューファインダー
通称「メガネ」をレンズに装着することで1mから最短約50cmまでの近接撮影が楽しめます。
レンズは1956年から1968年まで製造されていましたが
このレンズは1969年製。はてはて、このレンズは一体どういうものかといいますと・・・
・1969年から1970年にかけて製造。
・2000台限定で販売された【M2-R】のセット品として再生産
・2000台すべてにセットされていたわけではなさそう
という希少なものだとわかりました。
若干レンズの文字が小さいですね・・・
一目で見ただけでは違いのわからないところにライカの奥深さが感じられます。
なお、このDRズミクロンですが、残念ながらライカのデジタルカメラM8やM9には装着できません。
デジタルでの使用をお望みなら、ミラーレスカメラがオススメです。
メガネ部分がボディに干渉しなければ、装着し近接撮影を楽しむことも可能です。
下の作例は、RICOH GXR MOUNT A12 で撮影したものです。
【F2で撮影 1m付近とメガネ装着50cm付近で撮影 画面中央ナイトに合焦。】
【F5.6で撮影】
【F11で撮影】
結構シャープです。
こちらのレンズですが、経年劣化によるクモリと拭きキズが見られますが
撮影に大きな影響は感じられません。
これもズミクロンが成せる「業」なのでしょうか。とても魅力的なレンズですね。
なお、店舗限定・平日限定ではございますが
店内で撮影していただいたデータをお持ち帰りいただける
「レンズテイスティング」を実施しております。
この機会に、いかがでしょうか。
詳細はスタッフまでお気軽にお尋ねください。
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※売り切れの際はご容赦下さい。
お問い合わせは1号店地下1階まで。
ご来店、心よりお待ちいたしております。
0120-15-3383
ちょっと。
M2Rってなに???
それはまた後日のお話ということで。