【11月30日のカメラの日】マップカメラスタッフに思い出のカメラを聞いてみた。
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皆様ご存じかと思いますが11/30はカメラの日
『Konica C35 AF ジャスピンコニカ』という世界初のオートフォーカス(AF)を搭載したカメラが発売された日に由来します。
カメラの原点は約180年前、
35mmサイズのカメラが登場したのが約100年前、
そしてカメラにAF機能が搭載されて約40年と、
カメラは長い歴史で様々な進化を遂げました。
これからも、我々の想像を超えていく様な進化があるかと思います。
そして、カメラの数だけユーザーにとっては思い出があります。
今回はカメラ好きのスタッフに思い出の1台を聞いてみました。
一体どんな思い出があるのでしょうか。
思い出の写真と共にご紹介したいと思います。
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スタッフ:「連写速度命」さんの場合
Nikon D4
思い出のカメラは初めて自分で購入したNikon一眼レフNikon D4。
幼少期からレース観戦が好きでしたが、基本的には観るのが専門。
高校生くらいになると観ているだけではなく写真も撮ってみたいという気持ちになり、父が持っていたNikon D70を使って写真を撮り始めました。
大学生になりお金を貯めて初めて購入したのがNikon D4。
レースの写真を撮ることを目的に購入しましたが、色々なところに持ち出し楽しみました。
今でも現役バリバリのお気に入りのカメラです!
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スタッフ:「趣味は移動」さんの場合
Nikon D750
マイカメラを手にして数年、本格的に撮影を楽しむようになりステップアップと共に長く愛用したフルサイズ一眼レフカメラがNikonの「D750」です。
風景や星空の撮影が多くなり、フルサイズ特有のダイナミックレンジの広さやノイズ耐性の向上で撮影の幅が広がりました。
使い勝手の良さに思わずD750をもう1台追加で購入し、国内外問わず2台運用で使用していたのは良い思い出です。
扱いやすい2432万画素のセンサーや-3EVでも機能するAFは屋外だけでなく屋内での撮影でも大活躍でした。
グリップの握りやすさやSDカードのダブルスロット、今では当たり前となりましたがスマートフォンとの連携など写りだけでなくハード側の安心さもあります。
今でも衰えの知らない使い勝手の最高なカメラボディ「D750」ぜひオススメです!
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スタッフ:「銭湯」さんの場合
Canon 1DX MarkII
私が選んだのは「Canon EOS-1D X MarkⅡ」です。
ラグビーや野鳥の撮影を行う機会が多く、動体撮影に適したカメラ・耐久性に優れタフな環境でも躊躇なく使うことのできるカメラということで選びました。
最新モデルはMark Ⅲですが、その頼もしさは折り紙付き。
重さとサイズに溜息がこぼれるときもありますが結果を残すなら「Canon EOS-1D X Mark Ⅱ」。そのくらい信頼している1台です。
いかなる状況でも頼りになるということで野鳥撮影・スナップ撮影・物撮りでの写真を3枚用意しました。
オオワシとレンズの写真はDPP(Digital Photo Professional)で現像を行いましたが、ソフトの使いやすさやストロボの使いやすさもカメラ選びにおいて大切な要素であると思います。
まだまだ現役のキヤノン・フラグシップ、カメラ選びに迷っている方に自信を持ってオススメできる逸品です。
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スタッフ:「ポートレートならお任せ」さんの場合
SONY α7Ⅳ
私が選んだのは「α7Ⅳ」です。
このカメラを選んだの一番の理由は、進化した瞳AFに感動を覚えたからです。
動物の写真を撮影する上で人物同様に瞳にピントが合っていることが何よりも重要です。
せっかく画角がバッチリでもピントが甘かったり瞳以外にピンが来ている写真はどうしても失敗写真となってしまいます。
α7Ⅳは瞳AFの性能が大幅に向上。人物はもちろんの事、動物の瞳AFの性能はまるで別物のようで正確かつスピーディに被写体の瞳を検出してくれます。
今回の写真のように雪が降っていると誤って雪にピントが引っ張られてしまうのですが、α7Ⅳの瞳AFは一度も雪にAFを合わせることはありませんでした。
その他にも約3300万画素というバランスのいい画素と新しい画像処理エンジンによる自然な色再現性は、レタッチ等を行うときにはとても役に立ちます。
発売してまだ一年も経たないカメラですが、筆者にとって思い出に残る撮影に成功を齎してくれたこの一台を推していきたいと思います。
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スタッフ:「ヒツジ好き」さんの場合
FUJIFILM X-T4
これまでいろんなメーカーのカメラに触れてきましたが、その中でもお気に入りが富士フイルムのX-T4です。
とある冬の日、雪が止んだばかりで足元が悪い道のりを登山し、山の奥に住んでいるお猿さんをX-T4で撮影しました。
お猿さんの茶色い毛並みや周囲を覆う温かい湯気。撮って出しでも十分に雰囲気のある画を撮ることができるフィルムシミュレーションの虜です。
動物写真が好きなわたしにとってはX-T4がしっくりと手に馴染んで好きなんです。
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スタッフ:「餅が好きだと叫びたい」さんの場合
GFX 50S/50R
GFX50Sと50Rが非常に思い出深いカメラです。
マップカメラへ入社してすぐに手に入れ、旅行に出かけた時には一緒に布団で寝たこともあります。
クラシックネガがアップデートで追加された際にはとてもシビれました。
本気の撮影にも、ちょっとしたスナップにもいつでも持ち歩きたいカメラです。
現在では1億画素のGFX100シリーズやレンズラインナップも増え、選択肢が広がったGFXシリーズ、ぜひ試して頂きたいです。
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スタッフ:「世界の防湿庫から」さんの場合
HASSELBLAD 500C/M
HASSELBLAD 500C/Mは親戚に譲ってもらった大切な一台です。
嬉しくていろんなところに持ち出しては、それはそれはたくさんの写真を撮りました。
6×6サイズの写真は手のひらに丁度収まるくらいの小さな「窓」のようで、
光に透かして見たいがために専らポジフィルムで撮影しがちです。
この写真は初夏、日暮れの京都で撮りました。
細い路地は既にフィルムには厳しい暗さ、手ブレしないようアンダー目で写したのを覚えています。
いかがでしょうか。
まさに被写体や好みによって十人十色と言えます。
まだまだご紹介したい思い出のカメラもありますが、本日はここまでとさせて頂きます。
筆者自身カメラ欲を掻き立てられ色んなカメラに挑戦してみたいと感じるようになりました。
今日は思い出のカメラと浸るもよし、これから新たな相棒探しに赴くもよし。
なんとといっても今日はカメラの日なのです。存分に楽しみましょう。