皆様ご存じかと思いますが11/30はカメラの日
カメラの原点は約180年前、
35mmサイズのカメラが登場したのが約100年前、
そしてカメラにAF機能が搭載されて約40年と、
カメラは長い歴史で様々な進化を遂げました。
これからも、私達の想像を超えていく様な進化があるかと思います。
そして、この長い年月で様々なメーカーが誕生し、様々な個性持ったカメラが誕生しました。
今回はその中から一部ですが紹介させて頂ければと思います。
今回はSONYからご紹介させていただきます。
SONYのカメラの歴史は2006年Aマウント一眼レフα100を発売で幕を開け、2010年にEマウントのミラーレスNEX-5が発売されました。
そして2013年、世界初のフルサイズセンサー搭載ミラーレスとして登場した「α7」
スタンダードなバランス型の「α7」を筆頭に、高解像度の「α7R」、高感度/動画向けの「α7S」と発売されていきました。
しかし、このカメラの登場が今のミラーレス最盛期の発端となる一台になるとは当時の誰もが予想出来なかったでしょう。
2013年頃、当時はまだ一眼レフがレンズ交換式カメラにおいては種類やユーザーが多く、ミラーレスは比較的アマチュア向きのマイナーな立ち位置でした。
そんなSONYのフルサイズミラーレス、ある機種の発売をきっかけに更に大きく注目される事となります。
それが、「α7Ⅲ」
2018年3月の発売から3年以上経過した今でも注目を集める三代目の機種になります。
新型の35mm裏面照射型センサーと画像処理エンジンを搭載し、当時のハイエンド機α9に搭載されていた693点もの像面位相差AF、人物や動物を撮影する際に瞳を検出しピントを合わせるリアルタイム瞳AFが搭載されました。
驚くべきは、このα7Ⅲフラッグシップやハイエンドモデルではなくベーシックモデルであること。
SONYにとってはこれが「ベーシック」なのです。
このα7Ⅲの登場をきっかけに、各カメラメーカーのミラーレス開発が大きく前進します。今でこそほとんどのカメラに搭載されている高性能な瞳AFなどを含むAFや動体追従性能。
ここまで豊富で優秀な技術を数多に詰め込まれたこの機種α7Ⅲがベーシックであるのは驚きを隠せません。
そして2021年3月、今のミラーレス最盛期を牽引してきたSONYからフラッグシップモデルの「α1」が発売されます。
このα1、高い画素数に高速連写それでいて高いノイズ耐性を誇る「Only ONE」の一台として発売されました。
「R」が持つ高解像度(有効5000万画素)
5000万画素から作り出される高精細な画はGMasterの優秀なレンズ性能によってフラミンゴの細かい羽毛の質感を余すことなく再現しているのが分かります。
「S」が持つ高感度耐性と高い動画性能(8K30p記録)
上のヘビクイワシはISO5000、ニホンザルはISO10000。暗所において感度を上げてしまうと高画素機には致命的なノイズが発生しやすくなりますが、α1にはそのようなノイズは一切見受けられません。
「9」が持つ高速処理・連写(連写時ブラックアウトフリー/秒間最大30コマ連写)
そしてα9から大幅に強化された高速連写の機能。従来の20コマから30コマへと強化され、更にブラックアウトフリーは健在。AF/AEは秒120回の演算を行い、連写時の細かい被写体の動きやわずかな露出の変化を見逃しません。
積層型センサーに加え高速処理が可能なBIONZ XRがこれらの撮影を可能にします。
歴代αシリーズの良さでありその特徴全てが合わさった正にフラッグシップと呼ぶに相応しいモデルがα1です。
いかがでしょうか。
カメラには180年余りのとても長い歴史があります。その長い歴史の中でSONY Eマウントのフラグシップ機の歴史は一年にも満たないくらいでまだ始まったばかりです。
しかし、レフから一気にミラーレスが主流になっていくというこれほど大きく急速な変化・進化を遂げたのは稀有ではないでしょうか?
その急速なミラーレスの進化をもたらしたのは他でもないこのSONYであることは誰が見ても間違いないと思います。
今後も、その大きな進化をもたらしミラーレス時代を牽引しつつも劣ることなく、常に最先端を進むSONYのこれからの進化に目が離せません。