【マップカメラ情報】【2-2なう】2-2的 フィルムカメラプチうんちく◆GR1SとGR1Vの違い
フィルムカメラのプチうんちくを語っていくシリーズ◇
ハシビロコウ:「GRのフィルムカメラが欲しくて、
GR1SとGR1Vのどちらを買うか迷っているんだが・・・」
今日のプチうんちくは・・・
リコー GR1SとGR1Vの違いについて!
ハシビロコウさんにもわかるように説明します!
GRという名前は「GR Digital」のシリーズでご存知の方も多いのではないでしょうか。
ルーツはフィルムコンパクトカメラで出ていたGRシリーズです。
「R1」という、1994年に発売された驚異的な薄さを実現したカメラがあり、
こちらがさらにハイレベルなユーザー層に向け進化したのが「GR」シリーズです。
1996年に満を持して高級コンパクトカメラとして発売されたGR1、
1998年にフィルターやフードが装着できるようになったGR1S、
2001年にさらなる新機能が追加されたGR1Vがあります。
他に、21mmのレンズが付いたGR21、
GR1の機能が簡略化されたGR10もあります。
フィルムコンパクトカメラのGRシリーズでは
GR1SとGR1Vで迷われる方が多いです。
シリーズ最後のGR1VにはGR1Sから追加された
本格的な撮影機能が大きく3つあります!
さて、その追加された機能をみてみましょう!
1.マニュアルISO感度設定
通常はフィルムに書かれているDXコードを読み込み自動的に設定されますが、
マニュアルISO感度設定を使うことにより、増減感現像を行うことも出来ます。
ISO25から5000まで1/3EVステップで設定可能です。
2.マニュアルフォーカスモード
通常はオートフォーカスになっていますが、
このモードで目測のマニュアルフォーカスが可能です。
上の写真は3メートルの位置にピントを合わせた状態です。
ファインダーの中にマークも出ます。
3.オートブラケットモード
リバーサルフィルムでシビアな露出合わせが必要な場合に便利な機能です。
シャッターボタンを一回押すと、
カメラが判断した適正露出(0EV)、
露出オーバー(+0.5EV)、
露出アンダー(-0.5EV)の順に
自動的に露出を変えて、3コマ連続して撮影できます。
GR1Vは、より自分の撮りたい意図を反映した写真を撮れますよ。
「なるほどー」