【24人の24mm】ZEROの愉しみ。SONY RX0
ZEROの愉しみ。SONY RX0
SONY RX0のリリースを見たとき、このカメラに異様な違和感を覚えた。
アクションカムでもなく、コンパクトカメラでもないスタイリングと性能。
実際に手に取ってみると各ボタンはとても小さく押しにくい。
ブロック状のカメラは、持ちにくいし写真を確認する液晶モニターは お世辞にも見やすいとは言えない。
しかし強烈なインパクトは頭から離れない。そのカメラを街の中に持ちだしてみた。
まずは、一枚。小さい画面を覗きこみながら撮影する。
その後もシャッターを重ねるが、なかなかしっくりと来ない。
ふと思い立って今度は画面を見ずにシャッターを切ってみる。
その時、カメラとリズムが合ったような気がした。
このカメラは、無心にカメラを向けるだけ。そこにある撮りたい世界を写すためだけにあるのだと。
RX0は撮影に必要な電源ボタンとシャッターボタンが、しっかりと存在している。カメラに任せてシャッターを押していく。
現像するまでわからない、フィルムカメラの様な感覚で次々とシャッターを重ねた。
途中からは撮影画像も確認せず被写体に向ける、撮るを繰り返す。
24mm相当のレンズが自然と目の前の世界を収めていく。
家に着くまで、モニターで再生する事は無かった。
被写体を見つけてカメラを向ける、RX0は純粋な写真を思い出させてくれるようなカメラだ。
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