ハードボイルド。
クールで強靭、硬派なプロフェッショナル。「オレの後ろに立つな」的な感じの雰囲気です。
ちなみに直訳すると「固茹で卵」。うーん、なんかイメージと合わないような気が…
モノクロ写真の世界では軟調と硬調という言葉があり、
シャドウ部もハイライト部もなだらかなグラデーションで見えるのが軟調。
シャドウ部とハイライト部がハッキリと別れてコントラスト高めに見えるのが硬調と呼ばれています。
今回はKasyapaで採用しなかった写真を、硬調でコントラスト高めのモノクロ写真に仕上げてみました。
ちなみに本題とは少しズレてしまうのですが、
掲載した7枚中、6枚がライカ(M10-P、M10-R、Q2モノクローム)、1枚だけキヤノン EOS R6で撮った写真です。
しかもレンズは話題の『RF 50mm F1.8 STM』。さぁ、どれでしょう??
全て撮影後にRAW現像で処理したのですが、ミラーレスカメラに備わっているデジタルフィルターで言えばオリンパスの「ラフモノクローム」やリコーの「ハイコントラスト白黒」などが分かりやすいかもしれません。
黒が強いモノクロームは写真のインパクトが強くなり、カラー写真や通常のモノクロームとは違った魅力が味わえます。
いつも撮影後に「お気に入り写真」と「そうでない写真」をなんとなく分けているのですが、モノクロにすると新しい発見があるかもしれません。
ちなみに『RF 50mm F1.8 STM』で撮影した写真はコレでした。
絞っているとはいえ、確かな描写力。“撒き餌レンズ”なんて呼んだら失礼なレンズだと思うのです。いいレンズですよ。