【Canon】フィッシュアイを楽しむ
Canon (キヤノン) EOS 5D Mark IV+ EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM
焦点距離:15mm 絞り:F4 シャッタースピード:1/800秒 ISO:200
はじめてのフィッシュアイレンズ。
広大な風景だったり、動物の顔のアップだったり、迫力のある画やおもしろい演出をしてくれるのが印象深い特殊なレンズです。
当然の如く、ぐわんと歪むので癖の強さに慣れるまで時間が掛かりそうだなあ、と感じながらも使うのを楽しみにしていました。
さっそく秋桜を撮りに行くと、そこの一帯はだいぶ摘まれたあとで、わたしが想像していた華やかな印象とは違い、すこしノスタルジックな雰囲気に包まれていました。
焦点距離:15mm 絞り:F8 シャッタースピード:1/3200秒 ISO:200
焦点距離:15mm 絞り:F4 シャッタースピード:1/6400秒 ISO:160
フレアやゴースト耐性に強いレンズなので、空の方角にカメラを向けて撮影をしても、高いレベルで補正されているのがわかります。
解像力とコントラストの高さがモニター越しでも伝わってきて、撮影がとても気持ちよかったです。
影の部分もしっかりと締まっていて、このレンズの表現力の高さを感じました。
焦点距離:15mm 絞り:F4 シャッタースピード:1/8000秒 ISO:2500
ちょうど太陽の光が程よく差し込む時間帯でした。
木々が聳え立つ空間の足元には、松ぼっくりがたくさん転がっています。
すこし離れたところにはきのこも生えていて、なんとなく秋の匂いを感じます。
焦点距離:15mm 絞り:F11 シャッタースピード:1/800秒 ISO:160
夕方のような雰囲気ですが、このときはまだ午後2~3時ごろ。
周辺の光量落ちが、写真に雰囲気を演出してくれます。
人どおりが少ない、平日の昼間。この時期の涼しい空気感が好きです。
焦点距離:15mm 絞り:F4 シャッタースピード:1/8000秒 ISO:160
このフィッシュアイレンズは1本で円周魚眼から対角魚眼までカバーできます。(APH-C/Hは対角魚眼に対応しています)
ここまでは対角魚眼で撮影したものです。
焦点距離:8mm 絞り:F4 シャッタースピード:1/8000秒 ISO:160
こちらは円周魚眼で撮影してます。
中央部分だけ丸く切り抜かれたような画になります。
カメラを真上に向けて空を撮影すると、360°周辺が写りこみ、地球のような画が撮れたりもします。
方向によっては自分の腕や足なんかが写りこんでしまったりもして、最初は驚きと難しさを感じましたが、
それ以上に自分の視界では絶対に見られない光景をファインダー越しに覗けることに、ただ感動してしまいました。
とても魅力に溢れたフィッシュアイの世界でした。
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今回ご紹介したフィッシュアイレンズも、専用のマウントアダプターを介してご使用いただけます。
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