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【Canon】光の空間、楽しい時間

毎年、この季節になるといろんな場所できれいなイルミネーションがライトアップされているのを目にします。それらの光は人々のクリスマスや年末の雰囲気を盛り上げるだけでなく、寒さやそれこそ仕事などの疲れさえも一瞬、和らげてくれます。

 

私の住む街でも最近、通勤で利用する駅前ロータリーと隣接する広場で今年もイルミネーションが設置され毎夜、きれいな光を放っています。その方向に目を向けると、写真映えしそうな展示物がキラキラと光っていました。せっかくの機会なのでカメラを持って光の世界を訪れてみようと思います。用意した道具はCanon EOS 5D MarkⅣとEF 50mm F1.2L USMレンズの組み合わせです。

 

ここのイルミネーションのエリアは可愛らしくどこかアットホームな雰囲気で、かつ手づくり感もある光の世界、といった感じでしょうか。誰もがちょっと写真を撮ってみたい、と思えるような空間です。そんな雰囲気の場所なので、私もあまり細かいことを気にせず撮影をすることにしました。高感度に強い一眼レフカメラと大口径の標準単焦点レンズなので、ISO感度はAUTOにしてシャッターを押していきました。

 

手前の三角の展示物には子供たちの書いた「願いごと」が貼り付けられていました。サンタさんへのプレゼントのリクエストをはじめ、受験の成功、コロナの収束など様々な願いが書かれていました。

 

住宅街に続く階段を登ってみます。この階段はたまに利用することがありますが、今回は頭上に電飾が張り巡らされています。目に優しい光の中を歩くのも気持ちのいいものです。

 

階段を登って進んで行くともう一つ階段があります。降りて行くと左下にかわいい汽車が光を発しています。手すりに沿って張り巡らされたピンク色の電飾が主役をさらに引き立てています。今回の撮影で最も楽しい瞬間だったかもしれません。

 

そして右下にはきれいな色のツリーがあります。このカットはF値1.2の開放で撮りました。残念ながらツリーの電飾とピンクのそれは緩やかながらも交互に点灯、消灯を繰り返すため、両方同時にきれいに点灯する瞬間がありませんでした。この写真のツリーの電飾が貧弱に見えるのはそのためです。それでもピンクの電飾のボケの美しさが冬らしさを演出してくれているようで気に入っています。雪の降る中で撮るとこんな感じになるのかなぁ?なんて想像してしまいます。

 

普段、なかなか夜間に撮影する機会がないのでどんな写真になるのかわくわくしながらシャッターをきりました。感度をAUTOにして撮りましたが家で見返すと160〜2000の間で、しかも殆どが400以下であったことを考えると改めて大口径レンズの強みを感じます。カメラの光学ファインダーもこれぐらいの明るさの場所ではしっかり見えて、なおかつピント合わせも特に苦戦することなくスムーズにいきました。さすがに絞り開放時は少しばかりフォーカスする場所を探しましたが・・・・・。そして一眼レフカメラと大口径レンズの組み合わせだからこそ撮れた写真があったこともとても嬉しいです。

そこを通りかかる多くの人々を微笑ましい気分にさせてくれる小さな光の世界。楽しい時間を過ごすことのできた夜でした。

 

 

 

[ Category:Canon | 掲載日時:21年12月19日 17時00分 ]

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