【Canon】初心に返って—旅の思い出
【世界一美しい丘上都市】
イタリア オルヴィエート
かれこれ10年以上前。
ふと思い立って、バックパッカーで3か月間ヨーロッパ旅をした時期がありました。
当初は特に写真を撮ることに夢中。
1日500~1000枚、3ヵ月の旅行で5万枚を超えた枚数を撮影していたと思います。
その他に1ヵ月イギリスに行ったりと、学生の頃はバイトしては海外に行ったり、ひたすら写真を撮っていました。
イギリス ロンドン/レドンホール・マーケット
映画ハリーポッターの中に登場する「ダイアゴン横丁」のロケ地として有名な場所です。
ハリーポッターが好きでロケ地巡りを行ったのが、私がヨーロッパ旅行を始めた発端といえます。
本来APS-C用のTokina AT-X107DX Fisheyeレンズを使用しています。
広角側だとケラレますが、5DMarkIIに15-17mmの幅で撮影することができました。
イギリス/バース市街
世界遺産に登録されているバース市街。
夕暮れ時は建物が黄金に輝き、とても美しい街並へ変化します。
バースには3度ほど訪れ、イギリスに行ったらまた行きたい街です。
イギリス/スターリング
スコットランドに位置する、とても静かな都市。
人混みが嫌いな私には、一番安堵を与えてくれた場所。
イギリス/ヨーク大聖堂
イギリスやヨーロッパ各地には巨大な教会がいくつもあります。
ヨーロッパでは教会を見つけると必ず中に入り写真を撮影していました。
聖堂内でゆっくり考え事をしていたのを今でも覚えています。
アイルランド/ダブリン
アイルランドの首都。イギリスのリヴァプールから船で向かいました。
音楽の街と言われ、街を歩いていると必ずストリートミュージシャンの音楽が聞こえてきます。
パブの中でも常に生演奏を行っており、楽しい時を過ごせます。
ドイツ/ヴュルツブルグ
ここで宿泊したユースホステルが丘の上にあり、登るに苦労しました。
機材含め30キロ程の荷物だったと思います。
苦労して登った先の景色は、いつもとても素晴らしいものでした。
イタリア/ヴェネチア
ヴェネチアの奥を歩いていくと、住宅街が見えてきました。
世界遺産の街に生活している人たちのいち場面。
どうやって干しているのでしょうか…
オランダ/アムステルダム
今や、オーバーツーリズム(過剰な混雑)で有名なアムステルダム。
ベルギーやロンドン、ローマなど、ヨーロッパ各地どこも観光客でいっぱいの状態。
10年前のこの時代では考えられない状況です。
フランス/ノートルダム大聖堂
昨年、火災してしまった大聖堂。
今や貴重な当時の姿です。
全く英語を話せない状態で飛び込んで行った旅行でしたが、
私がこの時に得た経験、現地の人々との出会い、忘れた記憶を補う写真たち、とても大切なものをたくさん得ました。
カメラの性能なんて全然わからなったけれど、この時が一番純粋な気持ちで、沢山の写真を楽しんで撮っていたと思います。
Canonの彩度色味が好きで、学生から大人になるまで愛用。
20年近く写真を撮り続けていると、カメラ達は大きく変わっていきます。
より解像力が高く、AF性能がよく、手振れせず、誰でも簡単に美しく撮れる時代へ。
私は沢山のカメラを見るうちに飽きてしまい、最近は撮影頻度が減ってしまいました。
でもどんな機材でも『撮りたい、楽しみたい』という純粋な最初の好奇心を忘れないでいたいと、初心に返ってみました。
皆様も昔の写真を見て思い返してみてはいかがでしょうか。
これからカメラを始める方には、今の好奇心と撮りたい気持ちを大切に、撮影を楽しんで頂きたいと思います。
将来その写真を見返して、自分を思い返すきっかけになるかもしれません。
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