【Canon】大雪の報せを受けて EOS-1D MarkIV
Canon EOS-1D MarkIV, EF24-70mm F4L IS USM
群馬県利根郡みなかみ町
町内の全域が豪雪地帯に指定されるほどの雪が降る場所である。
その日は夕方から強い寒気が入って、関東北部の山沿いでは大雪警報が発令されていた。
翌日は公休日、これは緊急出動するほかないのでは。天気予報が私をそんな気持ちにさせる。
関越道をひたすら北へ1時間半、私は大雪が降りしきる街へ飛び込んだ。
Canon EOS-1D MarkIV, EF24-70mm F4L IS USM
現地について車の中から。
エンジンを切るとガラスについた水滴が凍結し始めた
Canon EOS-1D MarkIV, EF24-70mm F4L IS USM
消雪パイプはしっかり稼働しているものの、降雪のペースが速く追いつかない。
普段見慣れない形が道路にたくさん発生している。
Canon EOS-1D MarkIV, EF24-70mm F4L IS USM
深夜の温泉街、まったく人の気配がなく風の音だけが聞こえる。
他に耳にする音と言えば除雪車のチェーンの音くらいか。
Canon EOS-1D MarkIV, EF24-70mm F4L IS USM
風が吹くと、建物に積もった雪がぶわっと吹き付けてくる。
カメラも私も雪まみれになってしまった。
構わず撮影を続ける。不思議な事に集中力が続く。
Canon EOS-1D MarkIV, EF24-70mm F4L IS USM
路面の積雪は少なくとも30センチはあるだろうか。
先人の轍が無くなり、私の車ではこれ以上進むことが出来ない。
そうこうしている間に自分で作った轍もどんどん埋もれていく。
Canon EOS-1D MarkIV, EF24-70mm F4L IS USM
引き返して、駅前の公衆電話にて。
Canon EOS-1D MarkIV, EF24-70mm F4L IS USM
仕事で疲れているはずなのにも関わらず、気づいたら撮り始めて3時間が経過していた。
自分もカメラも雪を浴びっぱなしだったが、何ともなく帰宅したのだった。
過酷な環境であっても全く躊躇なく画像を生み出してくれるEOS-1Dはとても頼もしい。
もちろん、帰宅してしっかりメンテナンスを行った。
普段使いには大きく重く高価、それでも使いたくなる理由がある。
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中古であれば10万円台より購入可能です。
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