【Canon】富士山とフラグシップ
連日の雨で気が滅入っていた夜、富士山を見に行きたいと思い立ち準備を進めました。
EOS-1D X Mark IIと EF24-70mm F2.8L II USMをバッグに詰め、ETCカードの挿入を確認します。財布の残金も念のため。
5分ほどで準備は完了し、後は晴れを待つのみとなりました。
数日経って気持ちよく晴れた午後、東富士五湖道路を流し山中湖へ。
そこからもう少し足を延ばし、到着したのは絶景のパノラマ台です。
早速徒歩で高台へ登ると、遠くけぶる富士山に天使の階段がお出迎え。
野焼きから立ち直り始めたばかりのススキを踏めば、靴底を貫くような強度。
植物とはかようにも強いのかとひたすらに感心、でも地面に散乱する鹿のフンにちょっと辟易。
そうこうしているうちに時間は夕方、世界の色温度も下がり始める…。
湖畔まで戻り、駐車場脇から暮れゆく空を望む午後5時。
相変わらず山頂の雲は取れず、せわしなく形を変えるばかり。
10分、20分、待ちました。
30分、40分、もう、良いでしょう。
アオサギも家路ヘ急ぎ、駐車場の車もまばら。
点滅する電池マークに急かされる様にレンズをアンマウント。
富士山とフラグシップの一日が終わります。
帰りにはほうとうでも食べようか。
どっとはれ。