
【Canon】被写体を選ばない私の強い味方「EOS 5D Mark IV 」
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マップカメラの31周年創業祭がついにスタート!日頃お客様からご愛顧をいただき、今年で31周年を迎えることが出来ました。
創業祭に併せ、毎年テーマを決めてお客様に楽しんでいただけるシリーズブログを執筆していますが、2025年は「BEST BUY」がテーマです。新しい機材との出会いは、いつも胸が高鳴るもの。しかし、選択肢が多すぎて迷ってしまうこともあります。
この「BEST BUY」シリーズは、そんなあなたの疑問や悩みに寄り添い、本当に「買ってよかった」と思える逸品をマップカメラスタッフが厳選してご紹介します。
性能、使い心地、そして所有する喜び。手に取るたびに新たな発見がある、そんな魅力溢れる製品の世界へ、ようこそ。
今回、当記事では「BEST BUY Traveling」というテーマを元に「EOS 5D Mark IV 」(以下5D4)を紹介いたします。
では、私がなぜ旅行にこの5D4を紹介するのか。それは3点の理由があります。
- コストパフォーマンスが非常に優れている
- 卓越した信頼性
- どの場面においても安定した画質
筆者が5D4を使用してからそろそろ4年が近づこうとしています。筆者が行く旅行先で1度もトラブル無く本当に良く活躍してくれています。プロフェッショナルユースの方々と比べるとまだまだ未熟ではありますが、筆者が感じたことを出来るだけ正直に述べたいと思います。
1.コストパフォーマンスが非常に優れている
私が5D4をオススメする理由の1番です。現在(2025年7月)において弊社サイトでは20万円を上回るものはなくおおよそ15-17万円で掲載されています。約3000万画素、CF+SDのダブルスロット機能、外装ボディのほぼ全てにマグネシウム合金の採用、EOS 1DXシリーズから踏襲された高性能、高精度AFといったこの価格からは考えられないほど良いスペックを搭載しています。
NYエンパイアステートビルからの一枚。独特な雰囲気がありグラデーションの描写も非常に優れています。お手頃で価格以上の描写性能があるカメラだと感じました。
2.卓越した信頼性
一眼レフカメラらしいタフな外装をしており、長らく続くEOS”5D”シリーズの4世代目として重量、AF性能、耐久性など素晴らしいブラッシュアップを達成しています。これはあらゆる被写体・ロケーションに対して安心して撮影に挑めることを意味します。ボディ全体は強固で熱放熱性に定評のあるマグネシウム合金を多く採用しています。ミラーレス一眼カメラが苦手とする高温・低温の場所でも安心して撮影が可能です。これは旅行先の天候に左右されることなく撮影することができるでしょう。
気温が氷点下近くなる環境下で初日の出の撮影6時間以上行いました。三脚に置いたまましばらく放置をしたりしながらの撮影でしたが終始問題なく動作していました。
今度は逆に気温が30度を超える環境の中での撮影を行いました。長時間の間、何百枚もバルブモードで撮影をしていたのですがこちらも全く問題なく動作をし続けてくれました。
上記のシチュエーションよりもさらに厳しい炎天下の中でレースの撮影を行いました。外気温とアスファルトの照り返しでいつも以上に暑い中、数千枚レース車両を流し撮りしてもエラーを起こさず完璧に動作してくれました。(バックアップ機で持参したミラーレス機は早々に熱暴走を起こしました。)
このように5D4はメーカーのカタログスペック以上に高い信頼性を有しており旅先でも安心して使用できます。
また、発売してから9年目に達しようとしている5D4ですが、未だに現行機種として発売されており、未だに新品としても取り扱いがあります。これはメーカーの保守・点検をしっかり受けられることを意味するのに加えて各修理業者が部品を手配することが可能であり、仮に万が一動作に問題があっても大金を払って機材を新調するのではなく、修理で対応できます。(筆者も昨月オーバーホールを依頼しました。)
3.どの場面においても安定した画質
5D4は常用ISO32000を達成しています。現代のミラーレス一眼カメラではスタンダードになりつつある数字ですが、2016年発売の5D4でも搭載しており、夜間でもノイズを心配することなく撮影出来ます。ISO32000までISOを上げるとさすがにノイズが目立ちますが、スマートフォンで閲覧するような用途であれば全く問題ありません。ISOを上げてシャッタースピードを稼ぐのもよし、いつもより1/2段、1段絞り込んでもよし、撮影の幅が一気に広がります。
夜間でも安定した作画性を兼ね備えています。
ポートレートもしっかり撮影できます
現行の最新ミラーレスと比較すると少し線が太い描写の様な気がしますが豊かな階調表現をしていると思います。
薄暗い難しいシチュエーションでの流し撮りも安定しています。
どんな環境の場所で撮影しても必ず撮ることのできる”実績と信頼感”があります。
いかがでしたしょうか。今回はマップカメラ31周年を記念して「BESTBUY Traveling」というテーマを元に5D4がなぜ旅行にオススメできるのかを筆者が実際に撮影した画像を紹介しつつ説明しました。結論として5D4は絶対的な信頼感、画質の安定性、スペックに対してのコストパフォーマンスの良さがあります。これは筆者が実際に購入して国内外の旅行で証明することができたと思います。ミラーレス一眼と比べて重量的なデメリットや現行のミラーレス機のような高度なAI被写体認識AFといった最新機能はありませんが、それ以上のメリットが多くあると筆者は考えます。5D4は間違いなく旅行に「BEST BUY」なカメラと言えるでしょう。そして私はこの5D4でカメラの基礎知識とカメラに頼らない技術を学ぶことができた私の強い味方でもあります。
マップカメラスタッフが選ぶ「BEST BUY」シリーズ。次回もどうぞご期待ください。
筆者がオススメするストラップ(5D4を購入してからずっと愛用しています。)