【Canon】 EF16-35mm F2.8L III USM 発売しました。
明るい広角ズームレンズは設計がとても難しいと言われています。
キヤノンの誇るEF Lシリーズは登場の時から最高のものを
私たちに与えてくれました。そう、1989年に発売した20-35mmは
世界最高(発売当時)の明るさを持つ大口径の広角ズームレンズ。
非球面レンズの使用 、フローティング効果を兼ねたインナーリア
フォーカスの採用、シャープでコントラストのいい描写に感動でした。
いまはセンサー画素数3000~4000万画素、カメラがとても進化した
時代に新たな第5子が生まれました。画素数が増えればその分レンズに
要求される性能はとても厳しくなるはず。そこでキヤノンは、
極めました。
新しいコーティング技術ASCとSWCを第1・第2レンズの2枚に採用し、
ゴーストやフレアの発生を徹底的に抑制。この2つのコーティングを同時に
採用しているEFレンズは、EF16-35mm F2.8L III USMの他には、あの
びっくり高額の超広角EF11-24mm F4L USMのみ。力の入れ方がわかり
ますね。そして、面非球面や研削非球面、UDレンズ2枚を含む非常に
贅沢な光学系になっているようです。これは期待できますね!
景色をじっくり撮影される方は、EF17-40 F4L もしくは EF16-35 F4L IS を
愛用されている人が多いとおもいますが、今回の2.8のリニューアルで
新たな選択肢ができました。広角域でも大口径ズームならではの背景を
ぼかした撮影、暗い環境下での風景撮影や室内撮影などISO感度を上げずに
シャッター速度を上げたいシーンにはF2.8の明るさはアドバンテージ。
動体撮影など、止めたいときに速くきれるシャッター速度は効果的です。
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