【Canon】 R STYLE ~標準ズームはどちらを使いますか~
いよいよ、発売となりました。
最新キヤノンフルサイズミラーレス機「CanonEOS R5」
4500万画素と言った高画素や毎秒20コマの連写性能による写真、8K動画等々
是非ともEOS R5の性能を充分に楽しんで頂きたいです。
しかし、カメラがあってもレンズが無ければ撮影は出来ません。
EOS R5にアダプターを介せず装着する標準ズームレンズも現在4種類あり、
どちらを使用するかとても悩ましいものと思われます。
そこで今回、4種類の内から、
「RF24-70mm F2.8L IS USM」「RF28-70mm F2L USM」の2機種を少し撮り比べてみようかと思います。
今回はEOS Rに装着して撮影してみました。
まず、ボディにレンズを装着した時のイメージですが、
やはりフィルター径95mmを誇るRF28-70mmF2Lはとても存在感があります。
RF24-70mm F2.8L IS USMは上記に比べて見た目のインパクトは欠けるかもしれませんが、
ボディとのバランスが良く洗練された外観になっております。
それでは撮影してボケ感を見て見ましょう。
F値開放:1/100秒:ISO800
上部が広角側・下部が望遠側で撮影してます。
2本とも、開放での撮影でしたが両サイドまでシャープネスが維持されており高い解像力を誇っています。
しかし、F2とF2.8の差はやはりあり、
特に望遠側70mmですと、RF28-70mmの方がボケ感強く幻想的なイメージになります。
RF24-70mmもボケ感はRF28-70mmほどではありませんが、
しっかりボケていてピントの合っている被写体との調和がとれている印象がございます。
F8:1/50秒:ISO1600
続いてF8にして、ちょっとした奥行の解像力を比較しました。
こちらはほんの少しだけですが、RF24-70mmの方が少し解像力が強い印象がございます。
今回比較した写真は数が少ないので、あまり参考にならないかもしれませんが、
個人的には、
RF28-70mmは一つの被写体だけをピックアップした様な写真
RF24-70mmは背景を含め全てのバランスを考えた様な写真に最適かと感じました。
あくまで一個人の意見ですので参考までとはなりますが、
楽しんで頂けたなら幸いです。
最高のカメラには最高のレンズを使ってみては如何でしょうか。