【Canon】Canon RFの望遠レンズをお探しのお客様にお勧めすると、ほぼ即決される決定版ズームレンズ!RF100-400mm F5.6-8 IS USM
小型軽量高画質と三拍子そろった「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」。
Canon RFマウント用の純正望遠レンズとして、優れたコストパフォーマンスで人気のレンズです。
「望遠レンズでスポーツを撮ってみたい」、「野鳥撮影に使いたい」、「ライブで人を撮りたい」といった様々なご用途でお客様に好評を頂いており、非常におすすめの一本です。
筆者も事あるごとに持ち出しており、望遠が必要な時も、そうでもなさそうな時もとりあえずカメラバッグに忍ばせております。
(風景を100-400のズームで切り取る事がとても楽しいので、持っていれば必ずどこかで出番があるのです)
もともとコンパクトな機材での野鳥撮影が好きなのでそのために・・・と購入したのですが、結局今までその用途に使用しないままでした。
先日近所の公園へ行く機会があり、「清流もあるし、今こそ鳥を撮る時!」と意気込んで使用してきたのでご紹介致します。
・・・
今回組み合わせたカメラはフルサイズのEOS R6 Mark II。
フルサイズの400mmと言えば、野鳥撮影ではいわば“入口”の焦点距離です。
小鳥を撮るとなると、一般的には800mm~は欲しいところ、1.6倍クロップを併用し可能な限り大きく写せるように設定してみました。
全域AFで動物認識をONにし、ISOはAUTO、シャッタースピードを1/1000にして公園を練り歩きます。
果たして最初に現れたのはハトでした。中々に荒々しいポーズで登場していますが、EOS R6 Mark IIの被写体認識は危なげなく瞳を捉えます。
少しだけトリミングしましたが、十分以上に解像感が残っていて嬉しい限り。
出だしから面白い写真が撮れたので、幸先が良いと喜んでいたのですが・・・。
ここからしばらく、めぼしい鳥を見つけられない時間が過ぎました。
ちょうどお昼時という事もあり、鳥たちものんびりとしているのでしょうか?
私もお腹が空いてきましたが、お目当てのカワセミに巡り合えていないので休むわけにいきません。
更に足を延ばし、川をたどって進みます。
以前来た時は、この少し先で出会ったはずなのですが・・・。
いました!木の枝に止まって魚をくわえています。
何度会っても見つけた瞬間は興奮してしまい、盛大に手振れしてしまうのですが今回は無事止められました。
この写真は1.6倍クロップのノートリミング、画素数にすると約930万画素です。
画面全体に占めるカワセミの割合は決して大きくないですが、被写体認識がしっかりと捕捉してくれたので不安はありません。
まれに枝に引っ張られますが、基本的に挙動は安定しています。ボディとの相乗効果で、頼れるAFだと感じました。
こちらも1.6倍クロップのノートリミングです。
飛翔する瞬間を撮りたいがためにシャッタースピードを1/2500に設定していたので、オートだったISOは5000になってしまいました。
RF100-400mm F5.6-8 IS USMは望遠端で開放f値が8となるため、どうしてもISOが上がってしまうのです。
(しかし開放f値を抑えたがゆえのこのサイズ感と価格を見ると、魅力の方が勝っていると感じます)
勿論止まりものを撮るだけなら、大きくISOを下げられるのですが・・・。
そうして逡巡すること暫し。RAWバーストをしながら“その瞬間”を待っていると、とうとう飛び立ちました!
全身がばっちり止まったことで「ISOを上げた甲斐があったぞ!」と心の中でガッツポーズ。
更にカワセミ撮影でRAWバーストが出来る機材を使用したのは初めてなので、いとも簡単にこういった写真が撮れることに感動しました。
この機能は言わば「後出しじゃんけん」のようなものだと感じます。必ず勝てる。必ず撮れる。なんて素晴らしいのでしょう!
ここからはRAWバーストの力で収められたショットをお届けいたします。
今回一番達成感があったカットです。
手前の枝がなければもっと良かったのですが、こればかりは時の運なのであきらめるしかありません。
(元画像を大胆にトリミングをしているため粗さは出ていますが、ネイティブでこの大きさで撮るとなると800~1200mmは必要な距離でした。)
昆虫を口に放り込む瞬間をおさめることができました。
こちらも大きくトリミングしていますが、RF100-400mm F5.6-8 IS USMはもともとの解像力が非常に高いため、鼻先の細かい模様までしっかりと判別できます。
目に付くような軸上色収差も無く、「Lレンズでなくともここまで写るのか」と嬉しくなりました。
嘴についた水を弾き飛ばすカワセミ君。そこまで首が回るとは!
1/2500秒で撮ったにも関わらず、1つ前のカットでは頭がブレているので、すさまじい速度で首を振っていることになります。
年のせいか振り向くのが億劫になってきた私も見習いたいところです。
ひとしきりカワセミを撮影し、心地よい満足感とともに帰路に就くと最後にハクセキレイが表れました。
マーチングバンドの行進よろしく、ダイナミックな歩き方を披露しています。
この鳥は人間に近寄って来る為撮りやすく、1.6倍クロップのみでトリミング無しでもこの大きさで撮影出来ます。
カワセミもこんな感じで簡単に撮れたら苦労はないのですが・・・。
今回野鳥撮影にRF100-400mm F5.6-8 IS USMを使用してみて、予想通り満足の行く結果となりました。
画質やコンパクトネスは期待通りだった上、操作感も非常に良かったのです。
幅広のズームリングはとっさの操作に使いやすく、望遠端で見失ったカワセミを探す際のズーミングで安心感が得られました。
トルク感も丁度よく、硬すぎず緩すぎない絶妙なバランス。もっと言うと、高級感すら感じたのです。
上位機種にRF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMがありますが、魅力という点では決して引けを取らない、素晴らしいレンズと思いました。
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