
【Canon】EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
キヤノンが展開する望遠ズームレンズの中でも王道的な存在を放つ『Canon(キヤノン)EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM』をご紹介します。
初代のEF100-400mm F4.5-5.6L IS USMは、1998年に発売されました。
その16年後、2014年には現行機にあたるEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMがリニューアルして登場。
多くのユーザーに愛され続けている定番人気となるロングセラーレンズです。
全域で高画質、機動力、操作性を兼ね備えた望遠ズームというメーカーの紹介文と、見た目の白さに憧れ惹かれたことで以前1日だけ拝借して撮影に出掛けた日のことを振り返ります。
この日、撮影に使用したボディはEOS 6Dです。
Canon(キヤノン)EOS 6D+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
早朝、蓮子の花を撮りに行った日のことです。
どこかで鳴き声が聞こえると思い周囲を見渡してみたら、
蓮の葉っぱをかき分けて雛鳥がお母さんの後を一生懸命追いかけていました。
ちょこちょこと素早い動きをしていたのですが、高速なAFと手持ち撮影をサポートする4.0段分の手ブレ補正のおかげであまりストレスを感じずにたくさんシャッターを切ることができました。
Canon(キヤノン)EOS 6D+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
雛鳥が追いかける先で親鳥の姿を発見。
ここでもAFの威力を発揮させられた瞬間です。
さらに遠くからでも伝わる鳥の毛並みには、描写力の高さを感じさせられました。
わたしの立ち位置からではかなり遠い距離の水辺の草陰にいた親子。
400mmまで目一杯に伸ばしてひたすら追いかけて撮影しました。
フレアゴースト耐性に強いレンズなので、朝日や日中の太陽光が射し込む時間帯でもその影響を受けにくい設計となっています。
Canon(キヤノン)EOS 6D+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
早朝の時間帯にしか見られない、蓮子の花。
抜群の解像力です。
Canon(キヤノン)EOS 6D+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
望遠ズームでマクロ的な撮影をしてみました。
最大撮影倍率は400mm時で0.31倍、最短撮影距離が0.98mなのでかなり被写体に寄って撮れる印象です。
実際に撮影している間もこんなに寄れるのか、大きく写せるのか、と楽しくなってたくさんシャッターを切ってしまいました。
本物のマクロレンズとまではいきませんが、擬似的に楽しむのには良いかと思います。
Canon(キヤノン)EOS 6D+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
場所を移動して小さな動物園に訪れました。
お昼寝中のフラミンゴ。
肉眼では見ることができなかったであろう目蓋のしわまでくっきりと写っています。
Canon(キヤノン)EOS 6D+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
とてもすばしっこいお猿さんでしたが、信頼性高く安定したAFと手ぶれ補正のおかげで追いかけて撮影することができました。
毛並みもしっかりと描写されています。
動物園はもちろんのこと、乗りものやスポーツ撮影にはたいへん重宝するレンズであることは間違いありません。
Canon(キヤノン)EOS 6D+EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM
早朝から昼過ぎまで撮影をしました。
長時間撮影はさすがに腕が疲れてきますが、手持ち撮影でも十分に機動性の高さを発揮していました。
望遠ズームレンズは、よく望遠側での解像力低下が見られることが多いですが、
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMはメーカーが謳っているとおりにズーム全域での解像力の高さを、後に写真を見返して何度も実感することができました。
長きに渡り愛される理由がわかったような気がします。
最後にレンズの主な仕様をご紹介いたします。
【主な仕様】
レンズ構成:16 群21 枚
絞り羽根枚数:9 枚(円形絞り)
最小絞り:32-40(1/3 段ごとの場合。1/2 段ごとの場合は32-38。
手ブレ補正効果:4 段
最短撮影距離:0.98m(ズーム全域)
最大撮影倍率:0.31 倍(400mm 時)
特殊光学素子:蛍石レンズ×1、スーパーUD レンズ×1
フィルター径: 77mm
最大径:94mm
全長:193mm
質量:約1570g(三脚座を除く)