【Canon】ENJOY!「EOS」〜一眼レフのオールラウンダー EOS 80D〜
カメラ界において長い歴史を持ち、愛されているCanon。
1987年3月に発売された「EOS 650」が「EOS SYSTEM」の初号機となります。
それからカメラには一眼レフシステムの開発コード「Electro Optical System」を略した「EOS」が刻まれました。
2018年には、新たにRFマウントを採用したミラーレスシステム「EOS R SYSTEM」が誕生し、今年で5周年となります。
そして、Canonから“5周年”を記念してキャッシュバックキャンペーンを行うなど盛り上がりを見せています。
そこで今回は「EOSを楽しもう」と、数ある中からオススメのボディをピックアップ。
このブログを通して、ピッタリな一台を見つけていただけると幸いです。
~一眼レフのオールラウンダー EOS 80D~
「日本の瞬間を。」というキャッチフレーズで発売された、APS-Cサイズセンサーの一眼レフカメラ EOS 80D。
発売から7年が経ちましたが、2桁Dの愛称で使い勝手の良さとバランスの取れたCanon中級機として人気のあるモデルです。
スペック・性能・価格と総合的に見て、まさしく”オールラウンダー”なこの一台。
当時の高いAF性能や連写性能から動きものの撮影に注目されがちですが、今回はスナップ撮影や物撮りを楽しんできました。
向かった先はアメリカンなインテリアショップ。入り口からワクワクするような外観です。
あいにくの曇り空ではありましたが、鉄パイプや角波鉄板と曇り空の相性は悪くないように思えます。
EOS 80Dに装着したのは、EF50mm F1.8 STM。フルサイズ換算で焦点距離が約80mm、最短撮影距離は35cm、クローズアップした写真を狙ってこの組み合わせでお邪魔しました。
入り口には色とりどりで大小様々なゴミ箱がありました。プラスチックの反射やスレがはっきり見えます。
EOS80Dの有効画素は約2,420万画素。現行のモデルと比べても引けを取らないスペックです。また同じエントリーモデルとして発売されたEOS9000Dに比べて価格が安いので、そういった点でもポイントが高いカメラボディだと言えます。
店内は広くゆったりとした造りになっていました。
7種類のクリエイティブフィルターモードはその場で簡単に雰囲気を変えて撮影ができます。ざらついたレトロ感あふれるモノクロやトイカメラ風、柔らかい仕上がりのソフトフォーカスや水彩風など、撮影後にフィルター編集をかけることも可能です。
可愛いパッケージの缶詰、自立するバターナイフが瓶に詰めて販売してありました。
画角を決める時に、大きく・明るく・見やすい、視界が良好か否かはカメラの重要なポイントです。
視野率100%の光学ファインダーは、構図を決めやすく思い通りの写真撮影を助けてくれます。
ドアノブや壁掛けのインテリアが所狭しと並んでいます。金属特有の質感をとらえることができました。
EOS Kissシリーズから採用されているタッチパネル対応バリアングルモニターを継承しており、フォーカスポイントを簡単に好きなところへ動かせます。ボタンやダイアルは充実しつつ、タッチパネルでの操作も行えるので、カメラ経験者未経験者問わずしっくりとした使い心地を感じられます。
スペシャルシーンモードのクローズアップ機能は簡単に実物大の撮影ができます。ポップな柄のテープをここまで大きく写すことができました。
少し重みのあるシャッターボタンはデメリットとして紹介されることが多いですが、初めてのデジタルカメラがEOS 80Dだった筆者にとっては懐かしく親しみを感じました。
マニュアルフォーカスでピントを合わせる楽しさや、絞り・シャッタースピード・ISO感度など、全ての設定を自分で試行錯誤して撮影する面白さを、再確認できたように思います。
初めての一台がミラーレスカメラの方も多くなってきたように思うこの頃ですが、一眼レフカメラも手に取って触ってみてはいかがでしょうか。
たくましく、安心の電池持ち、特有のシャッター音、たくさんの魅力を是非体感してください。
マップカメラ本館では、いろいろなメーカー・商品を気軽にお試しできます。皆様のご来店を心よりお待ちしております。