2014年12月13日（土）、EOS学園でも講師を務める航空写真家のチャーリィ古庄先生をお招きして、
先日発売されたばかりの新製品「Canon EOS 7D Mark II」での航空機撮影体験セミナーを開催しました。

過去にも数回フォトセミナーを開催しているマップカメラですが、航空機を題材にしたセミナーは今回が初めて。
しかも船をチャータしての海上からの撮影ですから、私達も楽しみにしていました。

さて11時40分、天王洲の桟橋に集合とさせて頂いたのすが、皆様の集まりの早さにビックリ！
皆様の期待の高さも感じられてとても嬉しかったです。ありがとうございました。

定時に出航した船は、羽田空港沖に向かいます。

沖合まで船を進める間に、撮影のコツやカメラのおすすめ設定を教えていただきました。
揺れる海上では水平をとるのが難しいので、ファインダー内に表示されるグリッドや電子水準器が重宝するとの事。
おすすめのカメラ設定を聞いて、カメラをセッティングします。



今回もキヤノンマーケティングジャパン様のご協力により、沢山の機材を用意していただきました。
キットレンズの「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM」の他にも豊富なEFレンズ群が試せます。
特に300mmF2.8や、400mmF2.8の超望遠単焦点レンズは大人気でした。



船の屋上に上がり撮影スタート。
この日は冬場にしては珍しい南風。少し波が高く揺れるものの、気持ちいい青空が撮影意欲をかきたててくれます。
撮影に熱中するにつれ、冬の海風の寒さも気にならなくなってきます。
次から次へと飛んでくる飛行機の形式を先生が教えてくれるので、機体の大きさに合わせて撮影のポイント変えていきます。




頭上を越えていく飛行機は大迫力です。
正面や後ろ姿など、皆様も思い思いの方向でシャッターを切っていました。



これだけ飛行機に近いと広角レンズでも楽しい写真が撮れるので、望遠から広角まであらゆる焦点距離を楽しむことができました。



波の高さの都合上、さらに奥の滑走路まで行くことができませんでしたが、
チャーター船のメリットを活かし順光になる位置や、逆光になる位置などシチュエーションを変えて撮影を楽しむことができました。

私も撮影に参加させていただきました。

焦点距離：85mm（35mm換算：136mm） / 絞り：F8 / シャッタースピード：1/2000秒 / ISO：400
使用機材：Canon EOS 7D Mark II +EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS STM

南風の日に使われるB滑走路に着陸する飛行機は、東京の街並を背景に撮影することができます。
主に夏場に使われる事が多い滑走路ですが、夏場だと陽炎が出て街並を綺麗に撮る事が難しいとの事。
空気の澄んだこの時期に撮影できるとは、本当にラッキーでした。

焦点距離：10mm（35mm換算：16mm） / 絞り：F16 / シャッタースピード：1/800秒 / ISO：400
使用機材：Canon EOS 7D Mark II +EF-S 10-22mm F3.5-4.5 USM

16mm相当の画角でこの迫力！飛行機への近さが伝わると思います。
強烈な逆光で黒く潰れてしまうと思いきや、水面の反射光が機体を美しく浮かび上がらせてくれました。


焦点距離：300mm（35mm換算：480mm） / 絞り：F7.1 / シャッタースピード：1/2000秒 / ISO：400
使用機材：Canon EOS 7D Mark II +EF 70-300mm F4-5.6L IS USM

優れた手ブレ補正機能のEFレンズなら、超望遠でも安定した撮影が楽しめます。
AF補足や連写性能も大満足。「EOS7D Mark II」がおすすめな理由が分かりました。

約2時間の撮影時間はあっという間でした。
その後、モノレールを利用して流通センターのセミナールームへ移動し、皆様の作品講評会を行いました。

皆様に作品を選んでいただいている間に、チャーリィ古庄先生の作品も紹介。
撮影のシチュエーションや構図の考え方は参考になりました。


寒い時期の撮影でしたが、皆様のおかげで非常に楽しいセミナーになりました。
この場を借りて再度御礼申し上げます。

今後も皆様にお楽しみ頂けるセミナーを企画して参りますので引き続きマップカメラを宜しくお願いします！！