【Canon】EOS R5を知る。ー高画素カメラの魅力 編ー
CanonCanon L lensEOS R5スタッフおすすめ機材ズームレンズを楽しむペット/動物冬の煌めき単焦点を楽しむ厳選アイテム
2020年7月30日にキヤノンのRシリーズから登場した、高画素モデルのミラーレス一眼カメラ「EOS R5」。
約4500万の高画素を搭載しながら、高画質・連写性能・高感度・動画など、一眼カメラにおけるあらゆる機能が高い水準を実現している素晴らしいカメラです。
現在、EOS R5を使用されている方やお買い換えを検討している方、はじめてカメラの購入を検討している方など、
皆さまにEOS R5の魅力を知る機会として本ブログをご覧いただけましたら幸いです。
EOS R5のように4000万画素を超える高画素モデルが各メーカーから登場し、スタンダードな時代になっている昨今。
実際に高画素モデルの魅力とはどういったところなのでしょうか。
まずは高画素モデルを選択することのメリットについてご紹介いたします。
・・・
その①高い解像力を得られる
やはり最大の魅力は解像力の高い写真が撮れるということ。
2000万画素のカメラに比べると4000万画素は2倍相当の画素数がセンサーに敷き詰められています。
画素数が高いほど撮影したモノのディテールが細かい部分までしっかりと描写されるため、一層リアリティのある写真に仕上がります。
絞り:F1.8/シャッタースピード:1/3200秒/ISO:100/使用機材:Canon EOS R5+RF135mm F1.8 L IS USM
日差しが地面を照らす昼下がり、コンクリート石の粒子のディテールがしっかりと伝わってきます。
絞り:1.8/シャッタースピード:1/5000秒/ISO:160/使用機材:Canon EOS R5+RF135mm F1.8 L IS USM
建物に塗装された白のペンキは年季が入って剥がれかけていました。どれくらいの年を重ねたのでしょうか。
時の流れを感じる写真にもリアリティのある写りで深みを持たせることができます。
絞り:1.8/シャッタースピード:1/1250秒/ISO:250/使用機材:Canon EOS R5+RF135mm F1.8 L IS USM
透き通る葉の幻想的かつ精細な色彩描写にも目を見張るものがあります。
先月1月に発売されたばかりのRF135mm F1.8 L IS USMを組み合わせましたが、さすがの描写力。
アウトフォーカスのとろけるような癖のない美しいボケ味も魅力的です。
焦点距離:200mm/絞り:2.8/シャッタースピード:1/500秒/ISO:400/使用機材:Canon EOS R5+RF70-200mm F2.8L IS USM
高画素カメラの高い解像力を実感するために動物園へ訪れました。
羊の緻密に渦巻く羊毛。しかも黒毛の子でしたが、写真が黒つぶれすることなく豊かな階調表現で素晴らしい描写力を発揮しております。
虹色に輝くビー玉のように光に反射した瞳が印象的でした。
焦点距離:200mm/絞り:2.8/シャッタースピード:1/1600秒/ISO:400/使用機材:Canon EOS R5+RF70-200mm F2.8L IS USM
こちらは白ヤギさんです。先ほどの羊毛とはまた違った質感の短くまっすぐな毛。
1本1本の毛の流れがしっかりとわかる、高い解像力を実感できる1枚です。
焦点距離:200mm/絞り:2.8/シャッタースピード:1/2000秒/ISO:400/使用機材:Canon EOS R5+RF70-200mm F2.8L IS USM
今回の撮影に使用したRF70-200mm F2.8L IS USMの最短撮影距離は約0.7m。
白ヤギさんは柵から顔を出していて、ものすごく近い距離にいたので鼻のアップを撮影してみました。
ピンクの鼻の先端まで短い産毛がしっかりと生えているんだ、と後で写真を見返して知ることができました。
その②トリミングの耐性がある
鳥や動物、人物撮影など主に動体を撮られる方はクロップやトリミングをされる機会も多いのではないでしょうか。
高画素カメラであれば撮影時のクロップやトリミング編集でその高画素を活かすことができます。
例えば、EOS R5の約4500万画素はAPS-Cセンサー相当の1.6倍クロップモードで撮影しても約1730万画素の画質をキープすることができます。
約2000万画素のカメラを1.6倍クロップモードで撮影すると約770万画素しか残りません。
高画素モデルでしたら画素数に余裕があるため、トリミングを行ってもある程度の画素数を維持することができます。
焦点距離:200mm/絞り:3.2/シャッタースピード:1/400秒/ISO:500/使用機材:Canon EOS R5+RF70-200mm F2.8L IS USM
こちらの写真は望遠端200mmで撮影しました。
焦点距離:200mm[1.6倍クロップ]/絞り:3.2/シャッタースピード:1/400秒/ISO:500/使用機材:Canon EOS R5+RF70-200mm F2.8L IS USM
さらにアップで撮影したいと思い、カメラの設定で1.6倍クロップしました。
クロップしても画質がキープされ、申し分ない解像力です。
肉眼で眺めていたときはよく見えていなかった鴨の羽の模様や色が、今はしっかりと見えます。
その③大きく引き伸ばしたいプリントのときに有利
高画素カメラであれば、写真をプリントするときにプリントサイズの幅が広がります。
EOS R5の4500万画素があれば「全紙」や「ポスターB2」などの大きいサイズのプリントを高画質で行うことができます。
展示用などで大きく引き伸ばしてキレイにプリントしたい方におすすめです。
2000万画素のカメラでも「A3ノビ」の大きな用紙へのプリントが可能です。
ここまで高画素カメラのいいところをご紹介しましたが、メリットがあればデメリットもございます。
高感度耐性やブレに対して弱い、データ量が多くなったり、保存するためのSDカード容量を圧迫しやすいなど…。
キヤノンの高画素カメラといえば、2016年に登場したデジタル一眼レフのEOS 5Ds/sRがございます。
この時代は高画素カメラで撮る写真の仕上がりに感動しつつも、撮影環境に配慮しなければならなく、デメリットの部分で苦労された方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしデジタルカメラが進化を遂げ続ける今、EOS R5は最新カメラの技術でこれらのデメリットをカバーしています。
EOS R5は…
・静止画での常用ISO感度100〜51200を達成!
・手振れ補正がついているためある程度ブレを防げる
またデュアルピクセルCMOS AF IIによってAF性能が大幅に向上
・データ量が重くなるけれど、128GBや256GBといった大容量カードがあり、
SDカードよりも高速なCFexpressカードが採用されている
など、一眼レフ時代に比べるとものすごくパワーアップしてます。
またミラーレス一眼の小型・軽量の恩恵を受けられるのも、重たい荷物を減らすことができる嬉しいポイントです。
EOS R5は手にして得られる喜びが大きく、魅力がたくさん詰まっているのです。
・・・
現在、一眼レフからのお買い換えや新規購入を検討している方に嬉しいお知らせ!
2023年2月10日より「EOS R5」や「RF70-200mm F2.8L IS USM」など合計18製品を対象にメーカーキャッシュバックキャンペーンが開催されます。
対象購入期間中に対象商品を購入し、応募した方全員に指定金額分がギフトカードで還元されます。
キャンペーン開催までもうすぐ!EOS R5は3万円キャッシュバック対象に入っていますので、お得に購入することができるこのチャンスをお見逃しなく!
◆ 今回使用した機材はこちら ◆