【Canon】EOS R6とRF70-200mm F4L IS USMで撮る10月の風景
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10月に入り、人々の服装や草木の色なども秋色に染まってきました。公園でくつろいでいる人、スポーツをしている人、あるいは家族で遊びにきている人たちを見ると、出歩きやすい季節になったんだなと感じます。それと同時に植物、生き物などの動きも活発になっています。これからの季節、行く先々で写真を撮るのが楽しみです。
今回はCanon EOS R6とコンパクトなサイズで人気のあるRF70-200mm F4L IS USMレンズを組み合わせた10月のお散歩写真をご紹介します。
ISO感度 100 シャッタースピード 1/250 絞り値 F4.5 焦点距離 200mm
前夜までかなり降っていた雨が朝になると上がっていました。太陽も出てきたので散歩に出かけることにしました。写真は家のモッコウバラの蔓です。どんどん成長するのでたまに剪定しています。蔓やしずくの質感がよく描写されていて、画質の良さに驚きます。
ISO感度 320 シャッタースピード 1/3200 絞り値 F5 焦点距離 86mm
この時期、自転車で走っているといろんなところでコスモスを目にします。きれいな空を入れて撮ったら花がより生き生きとしているように見えます。
ISO感度 320 シャッタースピード 1/1000 絞り値 F5 焦点距離 200mm
どこでも見ることのできるエノコログサです。秋の色になっています。背景の草木がうまい具合に溶けあっていることで被写体の柔らかい描写に繋がっているように感じます。差し込む光も含めてよい場所、良いタイミングでシャッターをきれました。
ISO感度 100 シャッタースピード 1/320 絞り値 F8 焦点距離 200mm
自転車をさらに走らせるとコスモス畑がありました。蝶々やトンボが遊びに来ていて花の蜜をおいしそうに吸っていました。
焦点距離200mmの写真が多くなっていますが、実際はいろいろな焦点距離で撮影しています。ズーム域のどこで撮っても描写性能の高さを感じます。
ISO感度 400 シャッタースピード 1/1600 絞り値 F5 焦点距離 200mm
これはまた別の日の夕方に撮影したものです。大きな輸送機が頭上を通過するところを真下から狙いました。ところがいざシャッターをきろうとファインダーを覗いたら電源が入っていませんでした。慌てて電源を入れて起動した時に撮ったのがこれです。ミラーレスカメラは一眼レフカメラと違って電源を入れてから起動するまでにタイムラグがあります。みなさん、お気をつけください。
ISO感度 400 シャッタースピード 1/2000 絞り値 F5 焦点距離 73mm
そして家に向かう途中に撮った、夕暮れの風景写真です。右奥にうっすらと富士山が見えます。寒い季節、特に晴れの日の朝はくっきりと見えます。
ISO感度 12800 シャッタースピード 1/60 絞り値 F4 焦点距離 70mm
最近は陽が沈むのが早くなりました。でもせっかくなのでISO感度を上げて撮ったらどんな写真になるのか興味があり、家の前で少しの時間試してみました。被写体の動きに合わせてカメラをゆっくり動かしながら撮ってみました。車輪の回転や背景の流れ具合など「動いている」雰囲気の写真になりました。それとボディ内とレンズの手振れ補正が、このような暗い場所での撮影を強力にサポートしてくれるのはとても心強いです。
高感度撮影での許容範囲は人それぞれなので正解はありませんが、ノイズや解像度の低下を考えると、少なくともこの場所では感度12800あたりがMaxかなと感じました。でも被写体が静止しているものならまた変わってくるかもしれません。今度試してみます。
ちなみにこれまでこんなに感度を上げて撮影したことは一度もありません。なので12800や25600を試している自分が信じられません。カメラの進化には本当に驚かされます。
写真を撮るのが楽しい季節になってきました。Canon EOS R6 とRF 70-200mm F4L IS USMレンズの組み合わせならフルサイズ機の中では比較的コンパクトな大きさ、撮影は快適で使いやすい、そして最も大事な画質の良さはいうまでもありません。
次はどんな写真が撮れるのか、今から楽しみです。
今回使用した組み合わせです。