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【Canon】R3とRF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMでアニマルを狙う

【Canon】R3とRF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMでアニマルを狙う


EOS R3。
その名前だけ聞くとプロが使うカメラのイメージが強くあります。
確かに、最高約30コマ/秒の高速連写と高画質を両立しCanonが誇る高性能AFを搭載したR3にはそのような側面があることは間違いありません。
ただ、もっと気軽に使用できるシーンはないのか。それでいて連写やAF性能を生かすべく向かった先は動物園でした。

まずはコンドルです。
空を飛ぶ鳥の中でも最大の大きさを誇ります。
今回R3と一緒に使いたいと思い持ってきたレンズは、「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」です。
昨今、動物を身近に感じられるような動物園が増えてきましたがそれでも望遠ズームを持っていきたいです。
最短でも100mm、動物の表情をより大きく捉えたいのであれば400mmや500mmは持っていきたいところです。
どうしても望遠になればなるほどレンズ自体大きくなっていく傾向はあるため荷物を軽量にしたいという際はAPS-Cセンサーのカメラやマイクロフォーサーズのカメラを持っていくことも選択肢の一つになるかと思います。
しかし、今回はフルサイズならではの大きなボケを活かして柵をなくしたいと思っていたためこちらのレンズのチョイスとなりました。

続いては、鷹です。
R3はもちろん、鳥類の瞳AF検出にも対応しています。
今回、地面から5m以上離れた枝に止まっていた距離でしたが、しっかり瞳を認識してくれました。
鷹は時折首をかしげ、瞳をそらすこともありましたがカメラを向くとすぐにカメラが瞳を認識してくれました。
一度認識するとほとんどもう一度探す動作を見せることなく優秀なAF性能であることが分かりました。

全体的なメーカーの特色として、Canonは「赤などの暖色の発色が良い」と言われています。
フラミンゴの池で多くのフラミンゴが片足立ちで休んでいました。
フラミンゴが片足で立つ理由は体温の低下を防ぐことにあります。
綺麗なピンクをしたフラミンゴはさすがCanonの得意分野と言うべきか柔らかい発色が表現されています。


目を奥に見やると一匹さっそうと佇むフラミンゴがいました。
R3からデジタルカメラでは初めて「視線入力」という機能が搭載されました。
これは、自らの視線でピント位置を合わせることができる機能です。
コンマ数秒を争う場面ではタッチやコントローラー動作では間に合わない瞬間も視線を送るだけですぐにピントを合わせたい場所にフォーカス出来るという便利な機能です。
私はこの撮影の際に眼鏡をかけていますが、それでもこのフラミンゴに向けて視線を送るとオレンジ色のポインターが表れそのままピントをスムーズに合わせて撮影することが出来ました。

また、使用する前にキャリブレーションを行うことでより精度の高い視線入力を実現できます。
6つまでキャリブレーションデータを登録できるため眼鏡をかけている場合やコンタクトレンズをつけている場合などシーンに応じてデータを登録できます。

こちらはコビトカバです。
ちょうどランチタイムの時間で、飼育員さんがくれる餌に向けて大きな口を開けていました。
今回使用した、RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMは重量が約1370gでした。1kgを超えると何となく重いように感じますが半日撮影をしていてもレンズが重くて構えた手がプルプルしてくるということは無く、快適な撮影が出来ました。
また、レンズ内にも手振れ補正が搭載されておりボディ側の手振れ補正と合わせるとより強力な性能を発揮します。
どんなシーンでも機能してくれる頼もしいレンズであると思いました。

今回、この動物園に行こうと思った一番の理由はハシビロコウがいることです。
最初にその姿を見た時から瞳の鋭さや佇まいの凛々しさがカッコよく定期的にその姿を見たいと思っています。
これまでの他の動物での写真でも感じたことですが羽毛の一枚一枚まではっきり手に取ることが出来るようなシャープな解像力であるように感じました。
ハシビロコウも、羽の部分とお腹の部分で毛の質がパリッとしている毛とフワフワの毛で違うように見えましたがその違いもはっきり描き分けが出来ています。

一羽しか姿が見えないと思っていたら、奥にもう一羽いました。
座って羽を休めています。
まるで柵がないかのようにしっかりとボケておりかなり離れた場所にいたハシビロコウでしたが問題なく描写できています。
Canonのボディ、レンズの性能の高さに驚くばかりです。
先ほどのハシビロコウと比べると、こちらは瞳がよりクリクリしているように思われ可愛さもあるハシビロコウです。
人間と同じようにハシビロコウにも個性があることが分かりました。

高いAF性能のその描写性能。
その2つを活かして、動物園で個性的な動物たちの表情を撮影することが出来ました。
今後、アニマルフォトを撮影する際にはCanon EOS R3とRF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMが手放せなくなりそうです。

 

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[ Category:Canon | 掲載日時:25年01月07日 17時15分 ]

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