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【Carl Zeiss】3本のTouitを撮る

2012年の秋に開催されたフォトキナで発表され、話題となったカールツァイスのオートフォーカスレンズ、Touitシリーズ。
本レンズはミラーレスカメラの持つ軽快さを保ったまま、カールツァイスの描写を味わえるシリーズで、「広角」「標準」「マクロ」の3種類が展開されております。

“Touit”はラテン語でオウムという意味。俊敏性や機動性、多様性といったイメージからこの名が採用されております。ミラーレスカメラに最適化された小型軽量設計、電子接点を搭載してAFに対応。T*コーティングが施されている他、絞り羽根には9枚羽根を採用しており、円形に近いボケ味を楽しめるのが主な特徴です。

今回はFUJIFILMのX-S10との組み合わせで各レンズをご紹介してまいります。

Carl Zeiss Touit 12mm F2.8(フジフイルムX用)+FUJIFILM X-S10

35mm判換算で約18mm相当のTouitシリーズの広角レンズ。画角99度で歪みのない広角を特徴としており、風景・建築物・狭い室内での撮影に最適です。



レンズ構成は8群11枚。最短撮影距離は18cm。広い画角での風景撮影はもちろんのこと、最短撮影を生かして画面いっぱいに被写体に寄ることでダイナミックな画を撮ることも可能です。

Carl Zeiss Touit 32mm F1.8(フジフイルムX用)+FUJIFILM X-S10

カールツァイス伝統のPlanar設計を採用した標準レンズ。35mm判換算で約48mm相当の本レンズは、ポートレートや旅行、スナップなど普段使いに最適です。



レンズ構成は5群8枚。最短撮影距離は37cm。T*コーティングが採用されているため乱反射によるフレアやゴーストが抑えらえ、高いコントラストを実現。撮影がより一層楽しくなるほどに心地よい解像感とその場の空気感を味わえる1本です。

Carl Zeiss Touit 50mm F2.8 マクロ(フジフイルムX用)+FUJIFILM X-S10

Touitシリーズ3本目は等倍撮影が可能なマクロレンズ。35mm判換算で約75mm相当の中望遠にあたります。マクロを生かした花や昆虫などのネイチャー撮影や物撮りに最適です。


また中望遠は描写の歪みが少なく自然な距離感や美しいボケ味を表現することができるため、マクロ撮影だけではなく日常の風景を切り取る普段使いのレンズとしてもおすすめです。

Touitシリーズはそれぞれに異なる特徴を持ち合わせ、3本すべてを揃えて使い分けたくなるラインアップとなっております。
ご紹介したレンズは、メーカーの価格改定に伴い2022年4月6日(水)以降、通常販売価格の値上げが予定されております。
価格改定前のこの機にぜひ“Touit”シリーズをお手にとってみてはいかがでしょうか。

▼今回ご紹介した機材はこちら▼

▼今回使用したX-S10の純正レンズキットはこちら▼

▼TouitシリーズのソニーEマウント用はこちら▼

[ Category:Carl Zeiss & Voigtlander FUJIFILM | 掲載日時:22年04月03日 11時00分 ]

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