【マップカメラ情報】【Carl Zeissフェア】現行カールツァイスレンズを簡単にご紹介
マップカメラでは4月29日からカールツァイスフェアを開催しておりますが、
さすがはツァイス!
その名に恥じない実力で、新品・中古を問わず不動の人気を博しています。
さて、手始めに今回は現行カールツァイスレンズについて簡単にご紹介致します。
現行カールツァイスレンズと言っても多種多様で、眼鏡用をはじめ映画用、医療用
そして天体望遠鏡に至るまでありとあらゆるレンズをカールツァイスは製造しています。
その中でスチール写真用に製造されているものは以下の通りです。
まず、現行カールツァイスは一眼レフ用として、光学系は共通で各種マウントをキャノンや
ニコンのカメラで使用できるようにしたマニュアルフォーカスのものと、SONYのαマウント
専用のオートフォーカスレンズがあります。
次に、レンジファインダー用としてライカMマウントを採用したZMマウントレンズ。
ライカMマウントなので、これもマニュアルフォーカスです。
ZMと名付けられているのはツァイス(ZEISS)のMマウントレンズだからですね。
したがって、ニコン用はFマウントなのでZF、キャノン用はEFマウントなのでZE、
ペンタックス用はKマウントなのでZKといいます。
ただし、ZKは残念ながら惜しまれつつも2010年の10月に生産終了になりました。
[Distagon18mmF3.5ZKは在庫があります(5/4現在)。]
また、相変わらず人気の衰えないM42マウントのZSマウント。この名称は“ねじ込み”を
意味するスクリューのSからきています。
さらに、世界限定で広角50ミリとマクロの120ミリ、望遠の180ミリの3種各1000本で
生産されたハッセルブラッド用があります。ハッセルブラッドにはマニュアルフォーカス機
のVシリーズとオートフォーカス機のHシリーズがありますが、上記3種はVシリーズ用
なのでZVと呼びます。1000本限定で完了ですので
現行と呼べるかは微妙ですが、マップカメラでは50ミリと180ミリは貴重な最後の1本を
在庫しています。
ご興味のある方はお早めに!新品を購入する最後のチャンスかも知れません。
カールツァイスは150年以上に亘る長い歴史を有するだけでなく、従業員の権利を遵守
する社風が多くの有能な人材を引き寄せ、世界随一の光学技術を築き上げてきました。
自社のカメラに搭載しただけでなく、報道や広告写真で広く支持を集めたローライフレックス
やハッセルブラッド用に供給されただけでなく、かのライカからも一部製造の依頼を受けて
います。
そして今日ではいち早くソニーがレンズの製造をツァイスに任せたことに始まり、キャノンや
ニコン、ペンタックスにツァイスのレンズを使用できるまでになっています。
正に今の現状がツァイスレンズの優秀さと人気を物語っています。
かつてはニコンのボディーに何とかしてツァイスのレンズを着けたいといって、補正レンズ
付きのマウントアダプターなども登場しました。
今は専用のツァイスレンズが用意されています。しかも、CPU内臓でプログラムモードに
まで対応したZF.2もあります。
純正のレンズだけではもったいない!まだ使用していない方、是非一度お試し下さい!!