私がフィルムで撮影する理由の一つに昭和のノスタルジックさを追求したいというのがあります。
そのためには、なるべく自然光を利用したり、イベントや祭の記録、当時の観光ブームの一環として観光地の風景を撮るなどありますが、
それでも物足りなさがありました。
そんな中、前から気になっていた「昭和カメラフィルム」
さて、このフィルムで昭和の雰囲気を感じることができるのか。
今回は、Nikon EM + Nikon Ai-s Nikkor 50mm F1.8の機種を使って
こちらのフィルムで試し撮りしてきた写真を紹介します。
色褪せた色を想像していたので、力強いコントラストが出たことに驚きました。
また、このフィルムの赤と黒の発色に惚れ惚れしました。
このホコリ臭い退色した色は、直感的に昔懐かしく感じます。
また、このフィルムの黒の色味は「漆黒」と表現されるほど、純粋な黒をしています。
写真に奥行きができ、時間間隔に距離が生まれ遠い過去にタイムスリップしたような気持ちになりました。
この日の天気は快晴でしたが、なかなか重厚感があります。
粒状感がありますね。
結構ザラザラしています。
ロモグラフィーと似たフィルムのようにも感じます。
低彩度でソフトなコントラストも表現可。
幅広い表現豊かなフィルムです。
いかかでしたでしょうか。
昭和カメラフィルムは「C-41現像」なので一般的な店舗のラボ機で処理可能。手軽に現像することができます。
30枚撮りというのはまた珍しいです。
今回、こちらのフィルムを初めて使ってみて、昭和カメラフィルムの色味がとても気に入ったので、また撮影して紹介させていただきます。
次回は、もっと違う色を撮って比較してみてお見せできたらと思います。