4月に入り、心地よい陽気に包まれる日が増えてきました。今年は桜の開花が例年よりも遅れ、4月に入ってからが見頃な場所も多いかと思います。
今回はソメイヨシノより一足早く開花する「しだれ桜」を追い求めて、各地へ赴き撮影してきました。
使用したのは愛機「X-Pro3」、それといくつかの単焦点レンズを持ち出し、いざ出陣。
X-Pro3+XF23mm F2 R WR(F2, SS1/7000, ISO640)
目的地に着く前の道中で、しだれ桜を発見。まだつぼみのようです。先行きが不安になってきました。
X-Pro3+XF23mm F2 R WR(F2, SS1/12000, ISO640)
ここはしっかりと咲いていました。希望が持てます。
X-Pro3+XF23mm F2 R WR(F8, SS1/600, ISO640)
X-Pro3+XF23mm F2 R WR(F11, SS1/450, ISO640)
目的地に到着。満開とまでは行かないものの、十分見ごたえのある景観です。
X-Pro3+XF35mm F1.4 R(F1.4, SS1/32000, ISO640)
X-Pro3+XF35mm F1.4 R(F11, SS1/280, ISO640)
快晴の中咲き誇るしだれ桜に圧倒されながら、何度もシャッターを切ります。
普段はクラシックネガやクラシッククロームをカスタムしたものを常用していますが、途中からはVelviaを使用して撮影しました。鮮やかな発色とメリハリのある階調が、しだれ桜の魅力をさらに引き出してくれます。
X-Pro3+XF35mm F1.4 R(F1.4, SS1/17001, ISO640)
X-Pro3+XF35mm F1.4 R(F1.4, SS1/10000, ISO640)
普段の撮影ではOVF派の筆者ですが、狙った枝を撮る時や、逆光時の露出合わせなどではEVFに軍配が上がります。
色味も自然で、撮影した写真と差も無く、人によってはEVFしか使用しない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
X-Pro3+XF35mm F1.4 R(F2.8, SS1/4700, ISO640)
頭上から垂れ下がる枝にピントを合わせて一枚。自分の思い描いた以上の写真と出会えました。
思いもよらない出会いをさせてくれる、それがX-Pro3というカメラだと思います。
X-Pro3+XF16mm F2.8 R WR(F2.8, SS1/2800, ISO160)
こちらは別日に別場所で撮ったもの。この日はあいにくの空模様でしたが、晴れの日とはまた違った表情のしだれ桜を撮ることができました。
XF16mm F2.8 R WRでは木全体と枝をダイナミックに切り取ることができ、標準域のレンズとは違った表現を楽しむことができます。
X-Pro3+XF90mm F2 R LM WR(F4, SS1/80, ISO160)
X-Pro3+XF90mm F2 R LM WR(F2, SS1/250, ISO160)
こちらはXF90mm F2 R LM WRで撮影したもの。ピント面のシャープさが他のレンズとは段違いでありながら、ボケは絹のような滑らかさです。
広角や望遠レンズを使うことでまた違った切り取り方が出来るため、もし桜を撮りに行かれる際は選択肢の候補としてご一考ください。
いかがでしたでしょうか。
マップカメラでは、今回使用したX-Pro3のような生産終了してしまったカメラでも、中古にて入手する機会をお手伝いさせて頂いております。
春本番を迎え、カメラを持ち出す機会が増えてくるこの頃ですが、ぜひお気に入りの一台と過ごす日々をお送りいただければと思います。
▼ 今回の使用機材(ボディ) ▼
▼ 今回の使用機材(レンズ) ▼