【FUJIFILM】とある50R
梅雨の時期、夏に向けて新たな機材を手にしたくなります。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
今回はGFX50Rを贅沢にもスナップ撮影に使ってみました。
このカメラはFUJIFILMのX-E3が丁度二回りほど大きくなったような非常に愛らしい形で、
ボディの厚みにより非常にグリップもしやすく軽やかに撮影を楽しむことが出来るカメラです。
レンズはGFレンズの中でもコンパクトな63mmを選択しました。
写真をご紹介する前に、私がこのカメラを手にして一番感動したこと、それは
接眼部がラバー素材ではないこと
これはすごいことだと思います。
首からカメラをかけた際、服に引っかからないのです。
常に首からカメラを下げていても、まったく苦になりません。
さて、それでは本題に参ります。
ぎらぎらとした日の照り返し、波の立体感を破綻なく表現する事ができます。
「ひかりを包み込む」
そんな言葉が似合うカメラだと思います。
差し込んだ光を大きなセンサーでやさしく捉え、
持ち前の高画素でかっちりと描写する。
休日に持ち出してゆっくりとたのしむのに最適なカメラではないでしょうか。
実はこのカメラ、縦横比の選択肢がかなり豊富です。
フィルムカメラTXシリーズの意匠を受け継いだパノラマ(65:24)は是非体感していただきたいです。
トリミングとは一味違った、ファインダーに写る横長の景色は映画の一コマを彷彿とさせます。
本当に良く作りこまれたカメラです。
手になじみじっくりと使い込む楽しさを教えてくれます。
来る夏、お手元に四角い相棒はいかがでしょうか。