【FUJIFILM】カメラと旅を。X
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旅の風景を連載形式でお送りしております『カメラと旅を。』
第10弾は日本から一番近いヨーロッパ、フィンランドへ行ってまいりました。
使用機材はFUJIFILM X-H2+FUJIFILM フジノン XF16-55mm F2.8 R LM WR
写真も動画も撮影したい。でもできるだけ小型軽量で行きたいという願いを叶えてくれるセットです。
まず足を運んだのは北部・ラップランド地方の主要都市ロヴァニエミ
市内にはサンタクロース村があり、1年いつでもお仕事中のサンタクロースに会うことができます。
私がお会いしたサンタさんは日本語も嗜まれていました。
村は1年中クリスマスムードです。
世界中にサンタクロースからの手紙を届けているポストオフィスでは、大量のポストカードから自分の好きなものを選び手紙を書き送ることが出来ます。
私は3枚選びました。今年のクリスマスに届くのが楽しみです。
北極圏ですので気温は氷点下。
天候の移り変わりが激しく、晴れていたと思ったら次の瞬間には吹雪いているような空模様。レンズ交換はとても危険です。
X-H2の質量は約660g、XF16-55mm F2.8 R LM WRは約655g
同じくらいの重さでバランスが良く、グリップ部が深いので手袋をしていても問題なくホールドできます。
ボディレンズ共に防塵・防滴・耐低温-10℃構造。安心して撮影をすることができました。
またカメラのバッテリーのもちを心配しておりましたが、1日撮影していても問題なく使用できました。
旅行の目的でもあるオーロラ。
X-H2は4020万画素の高画素に加え、画像処理のアルゴリズムを改善することで、解像度の向上を実現。夜間の撮影にももってこいです。
この日は雲が分厚く中々オーロラには巡り合えず。
念願のオーロラは一瞬の間、撮影は中々難しかったです。また挑戦したいと思います。
冒頭紹介した動画はすべて手持ちでの撮影です。トナカイや犬ぞりの際は手綱片手に撮影しております。
最大7.0段のボディ内手振れ補正と防塵防滴加工が撮影の幅を広げてくれます。
寝台列車に乗り次は首都ヘルシンキへ
映画の風景が広がっており街ゆく人々も、走るトラムも、レンガ造りの街並みも全てお洒落に見えます。
街中スナップで役に立ったのがXF16-55mm F2.8 R LM WR
35mm判換算で24mm~84mm相当の焦点距離を開放F値2.8でカバーした標準レンズです。
1枚目は16mm、2枚目は55mmで撮影しております。広角側では倍率色収差を、望遠側では軸上色収差を抑制し全域で高い解像力を発揮してくれます。風景からスナップ、テーブルフォトなど幅広いシーンが撮影でき旅行にはピッタリです。
街のランドマークともいえるヘルシンキ大聖堂や、舗市場ハカニエミ・マーケットホールは多くの方がいましたが、使いやすいズームレンズで上手く風景を切り取ることができました。
最北端の地。
高解像カメラと万能標準ズームと共にお届けいたしました。
北欧の緩やかな時を届けできたら幸いでございます。
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