【FUJIFILM】クラシッククロームと軽井沢のパワースポットへ
連載中の「カメラを愉しむvol.57」は、『クラシッククロームと軽井沢のパワースポットへ』をご紹介します。春らしい写真を撮りに来た筆者でありますが、今回は予想外のもう一度ウィンターシーズンを愉しむことができました。
朝起きるとこの通り、真っ白な雪に覆われております。今年の冬は雪国で沢山撮影しましたので今日はいつも行かない場所に行こう!とおもい地図を見ながら行先を考えます。
旧軽井沢銀座通りを走り抜け、雪道を駆け上がるとそこには有名な軽井沢のパワースポットが!「熊野皇大神社」は群馬県安中市と長野県軽井沢町を跨ぐ日本武尊が建立と言い伝えられている神社です。
この様なシーンではクラシッククロームの落ち着いたトーンと重厚感が抜群に映えるのです。
雪が積もっていると風情があります。とても寒そうに見えますがこの日は15℃程度とポカポカ陽気でした。
鳥居の先には「力餅」で有名なお店があります。つきたてのお餅がいただけるとの事で今から楽しみです。
屋根から雪解け水が太陽の光を浴びて気持ちよさそうに飛び跳ねています。そんな幻想の様な光景を見ながら「そろそろ新しい銘玉レンズとの出会いがありますように」と願い神社をあとにします。
急いで石段を下りストーブで温かい店内。ほうじ茶をふーふーしながらいただきます。
お餅だけでは少し寂しいなと思い、抹茶ソフトまでトッピングしてしまいました。
お店の左半分は群馬県、右半分は長野県になります。このお店の住所はいったいどのようになるのか。
絶景を眺めた後は、北軽井沢にあるいつものカフェへ向かいます。
自家製ピザが美味しいカフェなのですが、なんとピザ職人がもっとおいしいピザを作るためにしばらく「修行に出ています!」とのこと。かぼちゃの旨みを活かしたスープとバケットをいただきます。夏ごろには修業が終わるそうなのでまた来るのが楽しみです。
せっかくなのでもう少し雪景色が見たいなと「榛名湖」に立ち寄ります。
湖上の氷はだいぶ解けていました。
「頭文字 D」などの漫画でも有名な峠道を下り、安全運転で東京に帰りましょう。今回使用したフィルムシミュレーションセッティングは「クラシッククローム / H Tone +-0 / S Tone -1 / COLOR +2 / NR -2」で撮影しています。とても渋いセッティングでお勧めです!ぜひ一度お試しください。