【FUJIFILM】クラシックネガ・オペレーションin室内
FUJIFILMといえば、抜群の色表現を誇るメーカーとして有名です。
小型軽量、高画質なカメラを多数展開し、そのどれもが魅力的。もちろんレンズも高性能。
そんなFUJIFILMから、2020年2月に高性能コンパクトデジタルカメラ「X100V」が発売されました。
光学式・電子式を切り替えられる「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」や、多数の「フィルムシミュレーション」等…。独自の世界観を持ったX100シリーズの最新作です。
このカメラを駆使し、スタッフそれぞれが「室内で一つのフィルムシミュレーションだけ」を使用するという企画。
それがこの「○○○オペレーションin室内」です。
第二回の担当を務める筆者は普段、GFX50Rを使用しています。今回選んだフィルムシミュレーションは「クラシックネガ」、GFXには搭載されていない新たなフィルムシミュレーションに胸が踊ります!
さて、お気に入りの窓辺で室内で何を撮影しようかと考えつつ、コーヒーを淹れていると柔らかな光が差し込んで良い雰囲気に!
今回の方針は家でくつろぎタイムを撮影することに決定。
素人目線でありますが、コーヒーを淹れるルーティンもご紹介したいと思います。
豆をグラインダーで挽きます。
以前は手でハンドルを回して挽くミルも使用していましたが、電動の簡単さに魅力を感じ、今は戸棚の奥へ…。
豆が挽き終わりました。
この間約10秒程度と、電動のなせる技おそろしやです。
中挽きと呼ばれる具合にしました。ペーパードリップでおいしいといわれる挽き方です。
粒が残りすぎかもしれませんが、自分で飲むので良しとします。
ペーパーをセット、折り目を付けてから少し濡らすと形を保ちやすいです。
フレンチプレス、布ドリップなども試みましたが、後片付けが簡単なため主に紙を使っています。
趣味として、簡単においしく淹れることに重きをおいて楽しんでいます。
ここでお湯が登場。沸騰させた後、コーヒーポットへ湯を移し90度程度になったら注ぎます。
少しだけお湯を注ぎ、30秒程度蒸らします。
右手にカメラをもちつつ注いだので、あらぬところへお湯が…。
中心へめがけてくるくると注ぎます。2杯分注ぎ終えました。
無心で注いでいるといつも多めに注いでしまいます。無事完成、おいしく淹れることができました。やはり、コーヒーにはケーキ…と思いきや生地はバームクーヘンになっていました。
がんばって淹れたコーヒーとともに染み渡ります。
ケーキ屋さんにて見つけた、スポンジケーキに生クリームをかけたものも追加しました。食欲が止まりません。
今回使用したクラシックネガはSUPERIAをモデルとしたフィルムシミュレーションで、PROVIAのシミュレーションよりも彩度は低め、さらに彩度、階調のコントロールを各色相ごとに、輝度変化にあわせて設計しているとのことで一言では表せない“フィルムらしさ”が味わえます。
ケーキでいうならば、同じ生クリームでも輝度が低いところには青が乗っているような印象を受けました。
今回は自宅でゆったりとした時間を過ごしながら趣味のコーヒー、写真を楽しむことができました。
X100Vを使用して感じたことは、コンパクトデジタルカメラだからこその小回りの良さです。
生活に溶け込んだものを撮影するのにぴったりなサイズ感、コーヒーを淹れながらでも片手に持つことができました。
常にそばに置いておきたい一台です。