今回は2018年発売のinstax SQUARE SQ6をご紹介します。
露出補正や多重露光、自撮り用のミラーなどが搭載されており老若男女問わず楽しく使える機種です。
カラーはアクアブルー、グラファイトグレー、パールホワイト、ルビーレッド、ブラッシュゴールドの5色展開。
どの色味もかわいらしく、つい持ち出したくなります。今回はルビーレッドを使用しました。
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フィルム写真は現像の工程がかかるため撮影した写真をすぐに確認することはできません。
しかしチェキは撮影して排出された後すぐに現像が行われるため、ほぼノータイムで撮影した写真を見ることが出来ます。
フィルムカメラと言えば手間がかかったり、本当に撮れているか不安という方にも大変おすすめです。
デジタルとは違う「味のある写真」を楽しめます。
筆者は普段フィルムカメラを使用しているのですが、チェキは小さいころに少しだけ触ったきりです。
久しぶりに触った感触や写真をご紹介して参ります。
先月、ふと海を観たくなり散歩をしました。
緩やかな波の奥、かすかに地平線が見えます。
明暗差のある夕暮れ時でも豊かな階調で柔らかな雰囲気を醸し出しています。
こちらは都内の夕景、ビルのシルエットの中に暮れてゆく太陽もまた綺麗なものです。
寒かったため撮影したチェキをポケットで温めていたのですがすっかり忘れてしまい、自宅で思い出しました。
ポケットから出てきたつい数時間前の思い出、淡い記憶の様な写真でした。
実際に写真を手に取ってこんな写真も撮ったなぁと振り返るのが好きです。
柔らかな水面、吸い込まれてしまいそうです。
CDを集めるのが好きな筆者としては、この「ましかく」な写真を見ると自分がジャケット写真を撮るならば…と考えてしまいます。
ノイジーでありつつも儚げなオルタナティブロック、シューゲイザーをイメージし撮影してみました。
「ましかく」という縛りがありつつも、その中でフレーミングし記録するというのがたまらなく面白いです。
モノクロフィルムに切り替えての一枚。
久しぶりに会った大切な友人たち、元気そうでほっとしました。
優しい波の海辺は心を穏やかにしてくれます。
SQ6を初めて触った筆者でしたが、さっと取り出すことができるちょうど良いカメラのサイズ感、撮影ボタンやモードボタンもわかりやすく薄暗くなった屋外に出て撮影する時でも直感的に操作ができました。
フィルムの入れ替えもガイドに沿って簡単に行うことができ、とても使いやすいと感じました。
始めて使用する方は「撮影が終わるまで裏蓋を開けない。」ということに気を付けさえすれば、何の問題もなく楽しめます。
多重露光モードも使用してみました。夕景のビルをバックに印象的な一枚です。
あれとこれを重ねてみようなどと試行錯誤するのがとても楽しいです。
多重露光は思いもよらぬ写真になることもあり、今後も使ってみたいと思いました。
何気ない日常を残すもよし、記念すべき日の特別な思い出を残すもよし、
このカメラは思い出を形にする夢のようなカメラであると思います。
撮影した写真を手に取りながら思い出を振り返る。そんな幸せなひと時を与えてくれます。
キャッシュバックキャンペーン対象商品です。是非この機会にどうぞ。
今回使用したボディとフィルムです。
ボディもフィルムもバリエーションが豊富です。