【FUJIFILM】付けたらどうなる?GFX+???~TT Artisan編~
好奇心から始まったGFXとライカMマウントレンズの検証を行い続けました。
今回もまた少し趣向を変え、銘匠光学のTT Artisanレンズの検証を行います。
コストパフォーマンスの高さと写りの良さは興味のある方も多いのではないでしょうか。
そして今回もお約束の前書きです。今回GFXにMマウント用アダプターを装着しています。
しかしメーカーは35mmクロップモードでの使用を推奨しており、GFXのフルイメージサークルについては
推奨していません。ここからは自己責任…という事で早速検証してみましょう!
まず1本目は11mm F2.8 Fisheye。魚眼レンズです。無限遠側・開放撮影。
やはり超広角の魚眼レンズとなるとフードの形状も大きく影響しています。
近接側・開放撮影。最短撮影距離0.17mとかなり寄ることができます。
こちらのレンズ距離計非連動タイプになっており、M型での使用はライブビュー搭載のデジタル機のみで使用可能です。
但し目測で被写界深度内に入れる計算で撮影する場合はお使いいただけます。Mマウントの魚眼レンズというのも珍しく、
サードパーティならではの面白い1本です。
続いて21mm F1.5 ASPH 大口径の広角レンズ。今までの検証では広角レンズは厳しい壁として立ちはだかりました。
しかしどうでしょう…若干のケラレはありますが21mmのレンズとしては非常に良好な結果。
続いて近接側・開放撮影。こちらも優秀です。
この位の影響なら実用域と考えられる方も多いかもしれません。筆者もこの結果には驚きました。
開放で撮影するとかなり柔らかく。切れ味を求めるには絞る必要があります。夜の街で開放撮影すると幻想的な写真が撮れそうです。
最後はこちら、35mm F1.4 ASPH。コストパフォーマンスの高さと写りもしっかりしており、隠れた人気の1本。
無限遠側・開放撮影です。ケラレは発生していますが、こちらもなかなか健闘しています。
続いて近接側・開放撮影。ケラレもやや改善されています。
このレンズもピント部分は柔らかめですが、21mm F1.5程ではなく芯がキチンと残っています。
バランスも良く良心的な値段ではある為、もし今回初めて知った!という方は店頭でもお試し頂けます!
今回はTT ArtisanのレンズをGFXに装着して検証してみました。
21mmと35mmはどちらも結果が良く、気になる方も多くなる…と祈っています!
次回もまたサードパーティ製のレンズを見ていきたいと思います。もしかすると既にお気づきの方も…お楽しみに!