【FUJIFILM】単焦点に夢中 ~XF8mm F3.5 R WR編~
レンズには画角を変更できるズームレンズと決まった画角で固定化されている単焦点レンズが存在します。
それぞれメリットとデメリットがあり、レンズ交換式カメラを使用するユーザーにとってのレンズを選ぶ際の最初の選択肢です。
今回は今スタッフが夢中になっている単焦点レンズを全3回にわたりご紹介します。
今回紹介するのは『FUJIFILM』の『XF8mm F3.5 R WR』
2023年の6月に発売されたフジフイルムのXマウント用単焦点広角レンズです。
フジフイルムからは広角ズームレンズ『XF8-16mmF2.8 R LM WR』が2018年に発売しており、
8mm(35mm判換算で12mm)の画角は以前から楽しむことができました。
しかし、8-16mmは性能と引き換えに大きさと重さがネックとなっており、
気軽に散歩に持ち出すのは抵抗がありました。
しかし、『XF8mm F3.5 R WR』は大きさ重さともにコンパクトで、
散歩はもちろん、ある程度レンズを複数本持ち出すシチュエーションでも選択肢に入りやすいレンズとなっております。
『XF8mm F3.5 R WR』はインナーフォーカスを採用しています。
長さ約54mmのコンパクトさを撮影時にも損なうことがない為、
頻繁に移動する撮影でもレンズが飛び出している等の心配をする必要がありません。
広角レンズを持ち出して決まって撮りたくなるのが高層建築物です。
広角レンズは遠近感が強調される特徴があり、
高層建築物を撮影する場合は下から見上げるように撮影すると、
被写体の大きさがより際立ちます。
遠近感の強調によりどうしても歪みが生じてしまうので、
撮影する被写体によっては注意が必要ですが、
歪みを気にしない撮影ならば、文字通り広い範囲を撮影するのに便利です。
『XF8mm F3.5 R WR』の最短撮影距離はなんと0.18m
被写体にガッツリ寄れるため、気になった被写体を気軽に撮影できます。
いかがでしたでしょうか。
人の視野では味わえない広角の世界
その画角に慣れるまで時間を要しますが、慣れると楽しいレンズです。
使い始めると広角レンズの魅力がわかる一本です。
次回をお楽しみに!