【FUJIFILM】夏本番!アロハな楽器を撮る
日本の夏がどんどん暑くなってる気がするようなこの頃(実際気温は上がってるようですね)。
そんな時に自分がやることは「ここは南国だ!」と気持ちを切り替えます。そのために良いのが南国の楽器を弾くことです。
昨年の夏はブログで沖縄の「三線」を掲載しましたが、「楽器シリーズVol.15」として今年の夏は愛用のウクレレを紹介せていただきます。
「FUJIFILM X-T20」に「フジノン XF 35mm F1.4 R」を装着しての撮影です。
島村楽器が過去に展開していたウクレレブランド「Kaala」の「KU-100」というソプラノタイプのウクレレになります。製造は古くから弦楽器製造を行っている「フジゲン株式会社」。日本では老舗の弦楽器製造会社です。
ウクレレと言えば「ハワイ」。ハワイと言えば「ハワイアンコア」。自分の大好きな木材です。トップ、サイド、バックすべての材にフレイムの杢がでたハワイアンコア材が採用されています。サウンドホール(真ん中の穴)の周りのロゼッタ(装飾)にはアバロン貝(アワビ)が採用されており光の当たり方でキラキラ光ります。
バインディングには「フレイムメイプル」が採用されています。
サイドもとてもキレイな杢の「ハワイアンコア」です。この写真を見るとバインディングの「フレイムメイプル」がよくわかると思います。
ボディのくびれに沿ってキレイなボケ味を表現してくれました。さすが「フジノン XF 35mm F1.4 R」って感じです。
バックもとてもキレイです。
指板には「ハカランダ」が採用されています。「ハカランダ」というと「ブラジリアンローズウッド」だと思いますが、メーカーによっては「ホンジュラスローズウッド」を「ニューハカランダ」と呼んだりもして曖昧なのでどこ産のローズウッドかは不明です。しかしとても良い木目のローズウッドかなと思います。
こちらもボディ同様バインディングに「フレイムメイプル」が採用されています。ポジションマークはボディのロゼッタ同様アバロン貝(アワビ)が採用されています。
ネックは「マホガニー」材が採用されているのですが、ヘッドにももちろん「ハワイアンコア」の突板が張られており、バインディングは「フレイムメイプル」です。
ボディ、指板、ヘッドここら辺はすべて統一した仕様なのかもしれないですね。白蝶貝のブロンドロゴが光ります。
ヘッドの裏はこんな感じです。ウクレレやバンジョーはこの裏で回すスタイルのペグでギターやベースなどと少し違います。
ネックとボディの接合部分です。とても丁寧な仕事です。日本人の繊細な仕事がこういうところにも活きてきます。
楽器屋風にパシャリ。
ウクレレと言えばハワイ産の「KAMAKA」や「KoAloha」などが有名です。自分も過去にこの2ブランドのウクレレも所有していたのですが結局ウクレレはこのKaalaの1本だけが残りました。
理由としては繊細で甘いトーンが自分の中でベストマッチしたからです。
今年の夏は絶対猛暑なのでお休みの日はカルアミルク片手にハワイを満喫しちゃおうと思います。