
【TAMRON】幅広い画角を網羅した1本。
2月に入り関東でもさらに冷え込みが増している今日この頃。
今回の撮影場所は暖かい車内からも楽しむことができる富士サファリパークへ参りました。
富士サファリパークは、富士山の麓に広がる大自然の中で、約60種類・900頭の動物たちがおり、園内は「サファリゾーン」と「ふれあいゾーン」に分かれています。
そこでチョイスしたのがこのレンズ「TAMRON 18-300mm F3.5-6.3 Di III-A VC VXD/Model B061X」
35mm判換算で 27mmの広角域から450mmの超望遠域を1本でカバーし、様々な撮影ができる高倍率ズームレンズです。
サファリゾーンでは超望遠、ふれあいゾーンでは広角と1本でほしい画角を網羅した万能レンズになります。
ボディは軽量軽量に防振ユニットをはじめとした各種アシスト機構を搭載したFUJIFILM X-S10 を使用いたしました。


7つに分かれたゾーン。初めに出会えるのはクマ
写真のアメリカグマはぬいぐるみのテディベアのモデルになったと言われている種類で、体毛がチョコレート色でバレンタインにピッタリな愛くるしさです。
撮影はもちろん車内のガラス越しですが全く気にならないほどの解像力。
ほかにもヒグマやヒマラヤグマなど各々がのんびりくつろぐ姿が見受けられました。


続いての肉食動物ゾーンはライオン・アムールトラ・チーターと私が大好きなネコ科動物たちです。
見えずらい岩の隙間や草木に隠れてしまっても450mmの超望遠域を使えばより臨場感を出すことができます。
また瞬時にズーミングすれば上記のように富士山を背景に取ることも可能。
レンズ交換のタイムロスは動物撮影において致命的。APS-Cサイズミラーレス一眼カメラ対応として世界初、16.6倍のズーム比を実現したこのレンズであればさまざまなシーンの撮影がこの1本のレンズで可能となります。


草食動物ゾーンに入りまず見えてきたのは穏やかなアジアゾウ、仲睦まじい姿をみせてくれました。
大きなや体を揺らしたり鼻を自由自在に動かしたりシャッターが止まりません。フォーカス追従性も非常に高く活発に動く被写体にピッタリついてくれました。
更にタムロン独自の手ブレ補正機構VCを搭載しており望遠よりでも手持ちで全く問題なく撮影が可能となっております。



一般草食ゾーンでは広大な場内に自由に動物が暮らしておりました。
車を横切るシマウマ。毛のふわふわな質感までしっかり写すことができます。


場面は変わり午後はふれあいゾーンへ
その名の通り動物たちに触れることや餌をあげることができます。
先ほどとは打って変わり広角から標準画角が活躍します。
驚くべきことに広角端 18mmで最短撮影距離 0.15m、最大撮影倍率 1:2 とテーブルフォトや手に持ったものまで容易く撮影ができます。
コロッケにレンズ面が当たらないように要注意です。
コンパクトな設計のため日常から旅行先まで気軽に持ち運ぶことができるレンズ。初心者の最初の1本にもぜひおすすめです。
↓今回の撮影機材は↓