【FUJIFILM】机の上の冒険
本日ご紹介するMapTimesで使用した 撮影機材は、FUJIFILM X-H1とフジノンXF 60mm F2.4 R Macroです。
マクロレンズで身近な「モノ」をのぞき込むと、いつもの視点からは感じられないディティールを発見することができます。
想像力をはたらかせて!大きい!大きい!マクロの世界へ!
「机の上の冒険」へ出発です。
一枚目の写真は、ダイニングテーブルにあった花に寄ってみました。
花の中心へとむかう「なだらかなカーブ」がすべり台の様に見えました。小さくなった自分が滑り降りてゆく姿を想像できるくらいです。
ノートPCの表面を木目加工しているのですが、ロゴマークに外光が反射しているのか、キラキラとしています。今回の写真はフィルムシミュレーション「ETERNA」で撮影しています。落ち着いた発色とシャドウトーンの豊かさが気に入っています。被写体によってはモノクロっぽくみえます。
キーボードカバーを外して、近くに置いてあったハードディスクにかけてみました。曲面が出ると奥行きが面白くなります。マクロの目で覗いてみると、ひとつひとつが小さいはずのキーカバーが、大きな構造物のように見えてきます。もしくは、キーとキーの間の溝が迷路のようにも見えます。まさに「机の上の冒険」ですね。
次の一枚は手近にあったカメラクロスの表面にフォーカスしてみました。
布の表面は、普段何気なく見ていると何の変哲もないものですが、マクロレンズで寄ってみるとその表情が変わります。布のほんのわずかな起伏が、普段よりも大きく感じられ、あたかも山の斜面かのように錯覚してしまいます。
換気のために窓を開けていると、そよぐ風にカーテンが揺れました。
揺れるカーテンの一部を切り取ると、大空にはためく旗のようにも見えました。
想像力を働かせると、机の上でも広大な冒険に出ることができる・・・。
いつか。
また。
外に出て、本当の「冒険」ができる日を待ち望んで。
今回使用したカメラはこちら↓