【FUJIFILM】桜をフィルムシミュレーションで撮り比べ
FUJIFILMFUJIFILM XF lensさくらエントリーモデルカメラと共にスタッフおすすめ機材フィルムシミュレーションを楽しむ
みなさまは桜や春の花の写真は撮れましたでしょうか?
今年の桜は満開もはやく散るのも早かった印象です。
さて今回はFUJIFILMのフィルムシミュレーションで桜を撮影するとどんな雰囲気になるか・・・。
比較写真をご紹介できればと思います。
全てJPEG撮って出しの、露出やAFはカメラ任せの設定です。
PROVIA(スタンダード)
こちらはさすがのFUJICHROMEの名を冠するPROVIA。とてもナチュラルに見たままの桜の色を描き出しています。
Velvia(ビビッド)
PROVIAと比べ、ピンクが強く白はより白くなった印象。記憶色というイメージに近いかもしれません。
ASTIA(ソフト)
PROVIAとVelviaの良いところを合わせた感じです。個人的には一番好きな発色です。
Classic Chrome
彩度は抑えられ少し濁った感じです。クラシッククロームはフィルムの再現をせずドキュメンタリータッチを意識したそうです。
PRO Neg Std
ポートレート撮影に最適と言ったシミュレーションですが、非常に柔らかい階調です。
PRO Neg Hi
スタンダードより少し硬い階調です。シャドウ部のコントラストが違うとのことですが今回は明るいところで撮影したのではっきりとした差は感じられませんでした。
Classic Neg
粒子感がでて渋い色調です。桜なのに別の花に見えるとても特徴的な色です。
ETERNA
プロの映像用フィルムの名を冠したエテルナですが、低い彩度と柔らかな階調がとても印象的です。
ETERNA Bleach Bypass
銀残しといったフィルム現像技法を再現したシミュレーションで、ハイコントラストでとても個性的な発色です。
ACROS
筆者が一番使っていたフィルムです。輪郭がしっかり出る階調はさすがのACROSです。
モノクローム
ACROSに比べ硬く、ハイライト部がやや飛び気味です。
セピア
これは大体のカメラに搭載されているモードですが流石のFUJIFILM。レトロで温かみのあるカラーです。
いかがでしたしょうか?皆様の参考になったなら幸いです。
夏には海を、秋には紅葉をフィルムシミュレーションで撮影したいと思います!