【FUJIFILM】毎日持っていきたくなる頼もしい1台-FUJIFILM X100V-
普段持ち歩くカメラとなるとやはりコンパクト。通勤・帰宅時に軽く撮影して毎日続けていくと
実は見えないところが見えてきます。今回はそんな時にしっかり撮影できる頼もしい相棒としてFUJIFILMの
X100シリーズが挙げられます。APS-Cセンサーを搭載した高画質なコンパクトカメラとして登場したX100。
2011年に発売され、気が付けばもう2020年。およそ9年の歴史の中で確実にアップデートされ続け、
現在はこのX100Vが最新モデルとして発売されています。
X100シリーズが愛される理由は様々。クラシカルな外観や光学式/電子式ハイブリッドファインダー搭載である事も
大きな特徴ですがやはり愛される理由としては「大きすぎず小さすぎない絶妙なサイズと高画質の両立」です。
小さすぎると「”撮った”感触が薄い」と感じたり、大きすぎると「なかなか持ち出しにくい」と感じなかなかコンパクトカメラの
サイズ感は人によって感触が異なります。その中でX100シリーズの大きさはその双方をしっかり押さえたサイズに仕上がっています。
少し歩いて撮ってみました。クラシックネガを使いたいところですが、今回は敢えて
筆者の好きなクラシッククロームでの撮影です。先代のX100Fを使用していた時もクラシッククロームを
愛用していました。やや独特ながらも使用していると何故だかこのモードのままにして撮影していた記憶があります。
今回はレンズも進化し、今までは開放付近は柔らかめの描写。今回は開放からシャープになり、趣が変わりました。
先代のレンズの柔らかさはポートレート等でも使い出があり、優劣ではなく2台持ちも面白いです。
同じく開放での撮影。驚くほど切れ味が鋭くなりました。
マニュアルフォーカスで開放撮影しながらボケ味を見てみました。
綺麗な丸ボケで、これからイルミネーションの季節になると楽しい撮り方も広がります。
撮影時に暗くなってきた為、高感度での撮影。FUJIFILM機は高感度耐性の高さも見どころ。
ノイズも嫌味がなく、フィルムで撮っているようなザラつき感は好んで使う人も多く見かけます。
たまには冒険的に撮影をしたくなります。特に電子シャッターとホールディングのしやすさから
手持ちでスローシャッターで遊んでみると面白い写りをします。少しブレてしまうのもご愛敬。
気分で「こうやって撮りたいな!」をダイレクトに動いて撮影できるのもコンパクトならではの良さ。
色々と前置きが長くなってしまいました。久しぶりに使ってみると手軽にしっかり撮影できるカメラとして
完成されており、また欲しくなってきます。光学式ファインダーの気持ちの良さやカメラを持っている高揚感を
ここまでコンパクトに凝縮したX100V。毎日のお供に連れていってあげて下さい!